中学入試で最多出題(2020年度) 現在も多くの学校で出題される中学受験の王道作品『十四歳日和』

中学受験のための読書をはじめよう! 受験に役立つ親子で読みたい物語①

児童図書編集チーム

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中学受験の入試問題で必ず出題される「物語文」。

今回の記事では、2020年度入試で最も出題された中学受験の王道作品をご紹介!
さらに大手中学受験塾で受験指導などを担当し、1000人超の子どもと関わったライターによる【出題ポイント】も公開します。

2020年度入試で最多出題数を誇った作品とは、一体どんな物語なのでしょうか?

14歳の1年間を瑞々しく描くオムニバス作品集!

作品名:『十四歳日和』
著者:水野瑠見
出題校:海城中学高等学校、学習院女子中等科、帝京中学校、暁星中学校、慶応湘南藤沢中等部、桐蔭学園中等教育学校など、多数出題。

【あらすじ】

男子も、女子も、みんないろいろ抱えてる。

1 「ボーダレスガール」
いけてるグループに入れた葉子だが、本当の自分の居場所はここではないって気づいてる。でも、現実は甘くなくて……。
2 「夏色プール」
たけるは、水泳クラブで小さなころからずっと芙美といっしょだった。でも芙美に好きな人ができてから、調子がおかしくなったのだが!?
3 「十四歳エスケープ」
すごく軽い気持ちで応募したオーディションの一次審査に通った、律。その日から世界が変わってしまった。でも私、本当にアイドルになりたいの?
4 「星光る」
人当たりは悪くないし、勉強だって頑張っている、大地。でも謎めいた学年1位にどうしても勝てない……。だれなんだ、1位は?

【出題ポイント】
2020~2022年度中学受験で多くの学校で出題され、2020年度の中学受験では最も出題された作品です。発売から数年が経った今も、数多くの入試問題の素材文として出題されています。本作は14歳の男女の心情をわかりやすく丁寧に描いたオムニバス形式の作品です。どれから読んでも読みやすく、「中学受験にむけて本を読ませてみたい」と思う方におすすめの一冊です。

「中学受験のための読書」をはじめてみよう!

中学受験は知識や学力だけでなく、考える力や表現力、物事を多角的に見る力が求められます。そのため、本を読むことで、楽しみながら中学受験につながる一歩を作ることができます。

今回ご紹介した『十四歳日和』で、ぜひ中学受験につながる読書をはじめてみてくださいね!

中学受験に出題された本をもっと知りたい方はこちら!

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児童図書編集チーム

講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR

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