「読書感想文」生成AIを使って「子どもの心」を掘り下げる書き方 元小学校教諭が教えるAI活用術

札幌国際大学准教授、文部科学省学校DX戦略アドバイザー、デジタル庁デジタル推進委員:安井 政樹

写真:アフロ
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夏休みの宿題として、毎年多くの家庭で話題になる読書感想文。近年はそこに、生成AI(以下、AI)をどう使うかという新しい課題が加わっています。

保護者の中には、「小学生がAIを使うのはまだ先の話」と感じている方もいるかもしれません。しかし、AIはすでに子どもたちの身近なところにあります。自分で使っている子もいれば、友達が使っている様子を見聞きしている子、家庭や学校の端末を通してAIに触れている子もいます。使っていない前提ではなく、使う可能性がある前提で考える時期に来ているのです。

AIに読書感想文を丸ごと書かせてしまえば、たしかに文章は完成するかもしれません。しかし、それでは読書感想文を書く本来の意味が失われてしまいます。読書感想文は、上手な文章を作るためだけの課題ではなく、本を通して「自分はどう感じたのか」「自分はどうありたいのか」を見つめる学びです。

そこで、元小学校教諭としての経験と、AIリテラシーの観点から全国の学校現場を見てきた立場から、AIに依存して読書感想文を台無しにするのではなく、読書を通して自分を見つめ、自分の成長につなげていくためのAI活用について考えていきます。

※最後に安井政樹先生の著書『「考える力」と「好奇心」をぐんぐん伸ばすAI×学び入門』のプレゼントがあります。奮ってご応募ください。

全2回の1回目
第2回を読む(2026年6月13日18:35よりリンク有効)

安井 政樹プロフィール
元小学校教諭。文部科学省学校DX戦略アドバイザー、デジタル庁デジタル推進委員。道徳教育とAI教育を専門とし、全国の学校現場を支援している。AIリテラシーの第一人者として、教育現場・保護者・子どもたちに向けて、生成AI時代の学びのあり方を発信している。主な著書に『「考える力」と「好奇心」をぐんぐん伸ばす AI×学び入門』(日経BP)、『ChatGPTと共に育む学びと心 ―AI時代に求められる教師の資質・能力―』(東洋館出版社)などがある。

\AIを最強の相棒にするか、ズルの道具にするか──“親のひと言”が分岐点!/
『「考える力」と「好奇心」をぐんぐん伸ばすAI×学び入門』(著;安井政樹 日経BP)

読書感想文はAIに任せる課題ではなく「自分を見つめる学び」

夏休みになると、読書感想文に悩むご家庭は少なくありません。「何を書けばいいかわからない」「最初の一文が出てこない」「あらすじばかりになってしまう」。こうした悩みは、昔から多くの子どもたちが経験してきたものです。

しかし、近年はそこに新しい問題が加わりました。

新たな問題とは!?

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