
不登校の子に合うフリースクールはどう探す? 基礎知識と親が楽になる考え方
出版ジャーナリスト・飯田一史が読み解く 新刊『フリースクールという選択』
2026.05.20
出版ジャーナリスト:飯田 一史
出版ジャーナリストの飯田一史さんは「不登校」の子どもがいる家庭の当事者。そんな飯田さんに、フリースクールを取り上げた新刊『フリースクールという選択』から得た選び方やフリースクールの実態など、親当事者ならではの目線で解説してもらいました。
(全1回)
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飯田一史(いいだ いちし)
出版ジャーナリスト・ライター。中央大学法学部法律学科卒。グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了(MBA)。出版社にてカルチャー誌や小説の編集に携わったのち、独立。国内外の出版産業、読書、子どもの本、マンガ、ウェブカルチャー等について取材、調査、執筆している。
「学校に行かない」ときの選択肢はなにがある
自分の子どもが「学校に行きたくない」と言いだして行き渋るようになり、それでも学校に無理やり連れていってみたり、ご褒美で釣ってみたり、スクールカウンセラーや児童精神科に相談したり、なんだかんだと手を尽くしてもダメだ、となったときに親が思うのは「どうしよう?」だと思う。
「どうしよう?」というのはあまりにも漠然としているけれど、実際「このままずっと家にいるようになったらどうなっちゃうんだろう」など、漠然とした不安やとまどいが先に来る。
仮に学校に行かないとしても、具体的にどういう選択肢があるのか、何が自分の子どもにとってよさそうなのかをすぐにアタリを付けられる親はなかなかいないと思う。
そこからあれこれ考えて、一定の要件を満たせば出席扱い制度の対象となるオンライン学習の『すらら』をやらせてみたり、行政がやっている教育支援センターや、民間のフリースクールを検討したりする。
でも、ピッタリくるものはそう簡単には見つからない。
「学校に行きたくない」「嫌だ」と言っている子どもに「学校っぽい何か」をあれこれ試したり、見学に行ったりするだけで一苦労。しかも、それで子どもに合わずに「これはダメか」「ここもか……」となってくると、さらに徒労感がつのってくる。
親としては、どの選択肢にどういう特徴(子どもによる向き不向き、メリット、デメリット、コストなど)があるのかをまとめた、宣伝臭のしないリアルなガイドが欲しいのだけれど、意外とそれを探すのも大変だ。




































