
【不登校】親が知るべき3つのポイント 子どもの成長に欠かせないものとは? 専門家が解説
2025.08.29
【1】「好き」を大切にする

子どもが夢中になっていることが、親から見るとたとえ意味がわからなくても「否定しない」ことが何より大事です。
ゲームに熱中している子どもに「その力を勉強に向けたらもっといいのに」と言ってしまうと、子どもは自分を否定されたように感じます。
それは、ケーキを楽しみにしていた人に「太るよ?」と水を差すのと同じ。できれば「それ、おいしいよね」と共感してほしいでしょう。
「好き」を大切にすることは、本人自身の存在を大切にしてあげることと同じなのです。
【2】「聞く」を大切にする

相手を否定しないこと、そして相手の話に興味を持とうとすること。その2つを心に決めて、30秒間だけ子どもの話を聞くことをおすすめします。
よく「家庭では子どもと向き合う時間を充分にとりましょう」と言われますが、そんなに時間のある家庭は多くありません。
なので30秒間だけ、毎日でなくても結構ですので、気が向いた日に聞いてみてください。
聞く内容は本人の好きなこと、話したいことであるのがよいでしょう。ゲームが好きな子には「なんでこのゲームは人気があるの?」と聞いたり、アニメが好きな子には「今期は何がおもしろそうなの?」と聞いたり。
親が聞きたい将来のことや勉強のことではなく、子どもが話したいことを30秒だけでも聞く。いわば「雑談」によって、子どもの心身はぐっと安定してきます。
【3】「時間」を大切にする
子どもの傷や悩みが癒えるには、「時間」という薬が必要です。
親としては「早く元気になってほしい」「前を向いてほしい」と願うものですが、その焦りはときに、子どもに「私の苦しさをわかってくれない」と受け取られてしまいます。
心療内科医・明橋大二さんは「多くのことは時間が解決します」と話しています。子どもはゆっくりでも、ちゃんと前に進んでいきます。「時間」も忘れてはいけないポイントなのです。
上記のようなポイントに気をつけていると、子どもは家庭内に居場所を見つけ、元気を取り戻していくでしょう。勉強も学生生活も、すべては「元気」を取り戻してからのことです。あせらず、元気を貯めていくことが大事です。
ただし、「うちはもっと難しいんだよなあ」と思う方もいるでしょう。さらに困っている方のケースと対応策を2つ、挙げたいと思います。