
【中学受験】2月1日当日の不安を解消! 親が当日の朝一番にやるべきこととは?
教育ジャーナリスト・佐野倫子が語る「中学受験伴走」2月1日本番のサポート方法 (2/3) 1ページ目に戻る
2026.01.17
教育ジャーナリスト:佐野 倫子
中学受験のクライマックスをどう乗り切るか
教育ジャーナリスト・佐野倫子です。首都圏の中学受験は、東京都の私立中学校の入試解禁日が2月1日。この日数万人の中学受験生がこれまでの努力を実らせるべく、しのぎを削ります。
「散々シミュレーションをしたけれど、2月1日の想像がつかない!!」
2024年の長男の受験直前期。筆者はそう思って非常に緊張していました。自分の試験であればさほど力は入らなかったでしょう。しかし、中学受験生の親として過ごす本番当日は、非常に神経を使いました。
正直に言えばもう二度とやりたくない……(しかし現在は次男の2周目伴走中)!
だからこそ、これから本番に対峙する保護者の皆さんが、当日少しでもスムーズに過ごせるように、いくつかのポイントをお伝えしたいと思います。
2月1日 家を出るまで親は「平常運転」を演じ切る!
2月1日の朝は、早い家庭ではまだ暗いうちから始まります。親御さんが最初にすべきは、天気と公共交通機関の運転状況の最終確認です。「事故が起きていないか」「雪などで遅延が発生していないか」など、起床してすぐに確認しましょう。
「本人の起床時間」「朝食の内容」「家を出るまでの流れ」は、できる限り「いつもどおり」に。
特別な声かけや、過度な励ましの言葉を詰め込まず、「時間どおりでばっちりだね」などの明るく穏やかな日常会話で十分だと思います。親の平常心は、言葉より空気で伝わります。
忘れ物チェックも入念に、と言いたいところですが、前日に準備したものを再確認する程度にしましょう。
「本当に大丈夫?」「筆箱見た?」と何度も聞くのは、子どもの不安をあおる原因になります。また、いったんリュックから全部出すと、こんどはうっかり玄関先でしまい忘れてそのまま出発、などということも。そうならないように、前日の確認こそ真剣に、親子で実行しましょう。弁当や水筒など、当日用意するものは、一緒に詰めるようにしましょう。
会場到着まではできるだけゆったりと
会場へ向かう道中、参考書を開く子は多いですが、内容は軽い確認程度に留めるのが無難です。直前の新しい問題、難しい問題は、できなかったときの動揺が大きいですから、「漢字の確認」「用語の確認」程度でいきましょう。我が家は音楽を聴きたいというので、好きに過ごさせていました。
首都圏の2月1日の朝は、電車のなかは受験生親子がたくさんいることと思います。「仲間がたくさんいるね」「みんな頑張っているね」という前向きな声がけをして、団体戦の雰囲気を作りましょう。
子どもは他の受験生を見て「ライバルだな」と咄嗟に思うでしょうし、得てして他人は賢く見えるもの。周囲は気にせずに、親御さんはできるだけ前向きに、のんきな雰囲気を演出するほうがいいのではないでしょうか。
そして親御さんの一番重要なミッションは、乗り換えのミスをしないこと。万が一不測の事態があっても、電車の遅延であれば学校は遅刻を認めてくれるはず。そのような場合に学校に連絡できるように、募集要項をしっかり読んで確認しておきましょう。プリントアウトして、受験票の予備と一緒に持ち歩くのがおすすめです。


































