新型コロナウイルスが題材! 2024年度中学入試で多数出題されたコロナ渦の若き挑戦を描く物語『波あとが白く輝いている』
中学受験のための読書をはじめよう! 受験に役立つ親子で読みたい物語③
2024.12.08
中学受験の入試問題で必ず出題される「物語文」。
今回の記事では、2024年度入試で複数校が出題し、子どもたちにも大きな影響を与えた新型コロナウイルスを題材にした作品をご紹介!
さらに大手中学受験塾で受験指導などを担当し、1000人超の子どもと関わったライターによる【出題ポイント】も公開します。
新型コロナウイルスを題材にした若き挑戦の物語とは?
作品名:『波あとが白く輝いている』
著者:蒼沼洋人
出題校:國學院大學久我山中学校、大阪明星学園 明星中学校
【あらすじ】
海光小学校6年生の三船七海は1歳のときに東日本大震災で母と祖母を亡くし、祖父と母の妹・汐里と暮らしている。
ほとんど母の記憶のない七海は、母の同級生から、母が熱心に取り組んでいた海光祭のことを耳にする。それは地域の人たちの協力を得ながら作り上げる、海光小の大イベントだったが、震災後はとだえ、開催されていなかった。
震災から10年が経ち、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか「亡き母が愛した、海光祭を復活させたい!」という思いをもとに七海の新しい挑戦がはじまる!
【出題ポイント】
本作は「新型コロナウイルス」という子どもたちの生活にも大きな影響を与えた社会的な事象をテーマにした作品。中学受験ではニュースや世の中の最新のトピックを取り上げた作品もよく出題されています。
また、第63回講談社児童文学新人賞佳作を受賞した作品で、同賞を受賞した作品も毎年中学受験の素材文として頻出しています。
「中学受験のための読書」をはじめてみよう!
中学受験は知識や学力だけでなく、考える力や表現力、物事を多角的に見る力が求められます。そのため、本を読むことで、楽しみながら中学受験につながる一歩を作ることができます。
今回ご紹介した『波あとが白く輝いている』で、ぜひ中学受験につながる読書をはじめてみてくださいね!
児童図書編集チーム
講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR
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