親が理系じゃなくても大丈夫。かこさとしさん流　小学生からの理系教育のヒント

新しく生まれ変わった、かこさとしさん伝説の化学絵本シリーズ

2024.12.08

かこさんのご自宅にて、談笑するかこさとしさん（向かって右）と藤嶋昭さん。
写真提供：藤嶋昭さん
すべての画像を見る（全15枚）
絵本作家であり、児童文化の研究者でもあったかこさとしさんが亡くなったのは2018年５月のことでした。工学博士でもあったかこさんは、さまざまな分野の科学系の絵本も数多く上梓しました。

今回、1981～82年に初版が刊行された『絵で見る　化学のせかい』シリーズが、データや表現を改訂したうえで、『新・絵で見る化学のせかい』シリーズとして講談社から復刊されることになりました。監修は、かこさんとも親交の深かった、藤嶋昭・東京理科大学栄誉教授。藤嶋さんは、酸化チタンによる光触媒の発見者として世界的に高名な化学者です。その経緯やこの化学絵本をベースにした理系教育について藤嶋さんにお話を伺いました。

かこ　さとし　新・絵でみる化学のせかい１　原子と分子のたのしい実験‐講談社えほん通信｜講談社の絵本やイベント、読み聞かせなどの情報サイト

40年前の絵本が現在でも通用！　その中身とは？

次のページへ
この記事の画像をもっと見る（15枚）
48 件
前の記事
ぎょうざが自由に動き回る絵本を日本一売ったのは“ぎょうざの街の本屋さん”
カテゴリ
TOPへ