2022.04.02

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最強のパワーアイテム「プチギフト」でママ友関係が円滑になる理由

合格してわかった! 子育てがラクになるお受験ママの知恵#1「プチギフト」

ライター:華子

お受験するしないに関わらず、ママ同士の付き合いは避けにくくプレッシャーも強いもの。そんなときこそ「プチギフト」が役立ったとママライター・華子さんは言います。 イメージ写真:アフロ

中流家庭からプチセレブ一家へ嫁いで、初めて名門私立小学校のお受験を経験。悪戦苦闘しながら何とか無事に娘の合格までこぎつけたママライターの華子。

不慣れなお受験で四苦八苦した様子(※1)はすでにお伝えしましたが、振り返ると、お受験には、さまざまな子育てのヒントがあったといいます。

私立小学校お受験で学んだ子育ての知恵を伝えます。

※1=大反響企画「TOKYOお受験の裏側」を読む

都心部ママ友界で飛び交う「プチギフト」

仕事関係者やお友達の家にお呼ばれした時、手土産に何を持っていこうか迷ったことはありませんか。

振り返ってみれば、手土産センスにあまり自信がなかった私は、独身時代、そういった悩ましいご招待はなるべく避けてきたように思います。

しかし、いま私が住む東京都心部のママ友界では、お家ご招待の時のみならず、子連れでお出かけの時やランチ会、屋内外の遊技場、下手すると公園遊びですら、ちょっとした手土産、いわば「プチギフト」なるものが激しく飛び交っていたのです。

その存在に初めて気付いたのは、産前に通っていたマタニティヨガクラスのママたちと集まったとき。産後の赤ちゃん連れランチ会でのことでした。

レストランの個室で各自メニューをオーダーし終えると、その中の一人がおもむろにバギーの荷台からピンク色の小袋を取り出し、みんなに配り始めたのです。

「はい、これ、華子さんに」
「え〜! なに、なに?」

中を覗くと、キュートな彩りのチョコが3個入っています。てっきりどこか旅先で買ったお土産かと思いきや、

「うちの近所に可愛いお店がオープンしたの。フランス帰りのパティシエでおいしいと評判だから」

とのこと。(そっか。久しぶりにみんなで集まるし、“おすそ分け”感覚で持ってきてくれたのかな? さすが、女子力高めママは気づかいが違うわ〜)などと感動しつつ、その時は何も考えずありがたく頂戴しました。

しかし、その後も、彼女は会う度にちょっとしたプレゼントをくれる。さすがに、そういうことにうとい私もそれが3回も連続すれば、4回目からは自分もプチギフトを持っていくようになりました。

それは周りのお友達たちも同じだったようで……いつしか、そのママたちのコミュニティではプチギフト交換会が習慣になっていったのです。

こういういきさつだったため、私はてっきりプチギフト交換会があるのはこのママ友グループだけだろうと思い込んでいました。

ですが、そのあと出会った、お教室、幼稚園、お稽古ごとなど、さまざまなママ友グループでも、毎回プチギフトを持ってくるママが数名はいたのです。そうすると、当然また周りのみんなも用意するようになり……。

そんな感じでジワジワとプチギフト交換会が浸透していき、気付けば周囲のママ友コミュニティではプチギフト交流が文化のように栄えていたのです。

重要なのは“安いけど高い”を選ぶセンス

え!? 面倒くさくないかって?

……何をおっしゃいますか。

いや、正直、初めは戸惑いましたよ。もともとギフト交流が苦手な私は、いったい何を持っていけば良いのかわからず右往左往、千思万考。慣れるまでに少々時間がかかりました。

だって、100歩譲ってお宅訪問など理由があって渡すギフトならまだわかるけど、とくに何も理由なく配る「プチギフト」の存在意義がそもそもわからないのですから。今でもうっかり忘れてしまうことがあるくらいです。

だけど、これが実はとても大事なアイテムだったと後々わかるのです。

しかし、まずは何といっても“習うより慣れろ”。これまでの経験上、ママ友界では四の五のいわずにさっさと“朱に交わって赤くなる”ことが賢明なのは心得ている。というわけで、さっそくプチギフトを分析してみると……。

まず、「プチ」とつくだけに、予算は手土産よりお手頃な千円前後。そして、相手にお返しなどの負担をかけない程度の品物を選ぶのがポイント。

とはいえ、驚くべきは、その中身です。これがじつに凝っていたのです。

主流は食べ物なのですが、手土産よりお値段がお安いぶん、手間ひまかけて趣向を凝らしたものが好まれていました。たとえば購入する場所は、地元の人のみぞ知る隠れた名店、最新のお店や、流行のお店など。

品物でいうと、相手がまだ知らないものや、手に入れにくいもの、ちょっぴり変わった珍しいもの等々。さらに相手はママといっても女子なので「見た目のスイートさ」も大切なエッセンスとなってきます。

そんな中で、私が感動して真似したプチギフトといえば、高級食パンや、紅茶専門店のオリジナルブレンドティー、可愛いイラストが目を引く個包装のワンドリップコーヒー、「ありがとう」などとメッセージが書かれたマシュマロやクッキー、「もしかして作ってもらった?」と思うほど独創的な飴細工など。

ほら、どれもなんとなく「わざわざ選んだ」感と、「センスのいいママ」感があふれていて、もらうとうれしくなりませんか? しかも、自分では買わないような“安いけど高い”ものばかり。

例えば、高級食パンはだいたい千円くらいです。だけどスーパーでは6枚切り食パンが200円ほどで売られている。家計をあずかる良妻賢母としては「食べてみたいけど贅沢かな」とためらう、まさに“安いけど高い”憧れの上級食品なのです。

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