4歳の息子も発熱! 夫の体調は悪くなるばかり
その時点で、丸2日高熱を出している夫。しかしそのときはまだ「コロナウイルスだから、いつもの風邪よりはひどくなるよね……」と軽く捉えていたのです。
〈ここまでの経緯〉
8月22日 夜に夫が発熱。
8月23日 PCR検査を受ける。
8月24日 PCRの結果が出て、陽性確定。
息子を病院につれてPCR検査をすると、なんと結果は陰性。しかし夫が陽性であることを先生に伝えると「明日、抗原検査キットを試して陽性だったら、電話して。陽性で登録しちゃうから」と言われ、自宅に帰されました。
次の日に抗原検査キットを試すと、息子の判定は陽性。熱は変わらず37~38度ほど出ていましたが、少し昼寝が多い程度で、基本的には元気に遊んでいたので、救われました。
心配になった私は、夫が病院からもらってきた書類に書かれていた「東京都自宅療養者フォローアップセンター」に電話をしてみることに。
東京都自宅療養者フォローアップセンター
050-3352-2000(24時間対応、土日祝含む)
電話口に出てくださった看護師さんに症状を伝えると、発症初日からの夫の状況を細かく質問されました。飲んでいる水分量をきかれ、「水を飲むと気持ち悪くなるようで、1日1リットル飲んでいるかどうか……」と伝えると、「熱が下がらないのは、脱水症状かもしれません」と意外なこたえがかえってきたのです。
脱水症状になると、熱が下がりにくくなり、吐き気をもよおすことで水がさらに飲めなくなる、という悪循環に陥るのだとか。「水を飲むことがつらければ、ゼリーやアイスクリームでもいいので、水分を摂るようにしてください」と教えてもらいました。
夫にそのことを伝えて、1時間にコップ1杯ずつ、こまめに水分をとらせると、みるみるうちに体力が回復! 26日昼には、37度の熱はあったものの、食事をとれるほど元気になっていました。
発熱したときは水分をたくさんとるという対処法を、すっかり忘れていたことを恥じつつ、電話口でも丁寧に診察してくださった看護師の方に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。