4歳息子含む家族全員コロナ陽性! 命綱となった食料配達の連絡先はココ

家庭内隔離の困難や最新の食料品配送まで 3人家族の体験を緊急レポート

編集者・ライター:山口 真央

選び抜かれた食べ物・飲み物が自宅に届く「食料品配送」

26日の夜中3時ごろ、ふと目がさめて体温をはかると、38.8度の高熱が! これで家族全員が、発熱する事態となりました。

幸い、前日に脱水症状とわかった夫は、26日の昼には体力的にも精神的にも大幅に回復していました。息子も熱はあれど元気だったので、基本は2人で過ごしてもらい、私はじっくり療養することに。

そのとき届いたのが、「東京都自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)」にたのんでいた「食料品配送」!

東京都自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)
0120-670-440(24時間対応、土日祝含む。ネットからの申し込みも可能。配送は1世帯に1セット)


ちょうど私が発熱し、食料も減ってきたタイミングだったので、我が家としてはベストタイミング。しかも、箱をあけてみてびっくり! こんなにたくさんの食料がはいっていたんです。
食料品配送1箱目
食料品配送2箱目
私が発熱と倦怠感で、まったく動けない状態だったので、すぐに食べられる食料が届いたのは本当に助かりました。食料品も体調の変化に合わせて考えられていて、

【具合が悪いとき】
おかゆ・飲めるゼリー・清涼飲料水 など

【少し体力が回復してきたら】
カップうどん・カップそば・おでん など

【全快したら】
パスタ・カレー・ミートボール・アイスコーヒー など

というように、療養期間だけでなく、快復してからの隔離期間も、しっかり食事が楽しめるようになっていました。(届くものは、区によって違います。)

一番嬉しかったのは、片手でも飲めるゼリー。経口補水液のゼリーと、フルーツ味のついた蒟蒻ゼリー、合計で8パック入っていました。熱を出している間は、飲めるゼリーしか口にしたいものがなかったので、こちらはほぼ私の食事になりました。

私が倒れているあいだ、4歳の息子はラーメンに大喜び! 醬油・味噌・塩と3種類の味が1袋ずつ入っており息子は食べるごとに「このラーメンの味もおいしいね~」と、味の違いを楽しんでいました。

体力が戻ってきてからうれしかったのは、パスタとパスタソース。倦怠感がしばらく続いていたので、茹でてあえるだけでおいしく食べられるパスタは楽でしたし、パスタ乾麺をたっぷり500g入れてくれたところにも感動しました。
体力が戻ってきたときに食べたパスタソース。とってもおいしかった!

東京都のサポートをたよって乗り越えた療養期間

我が家は夫が発症してから、息子、私の順番で発症。快復期間には、以下のような差がありました。
    22日発熱→27日解熱 ⇨5日で快復

息子   25日発熱→27日解熱 ⇨2日で快復

妻(私)  26日発熱→29日解熱 ⇨3日で快復
解熱しても、しばらくは倦怠感や下痢が続いたり、味覚が過敏になったりと、軽い後遺症に1~2週間は悩まされました。

周りで発症した人の話を聞いても、症状の出方は人それぞれ。いざ自分が新型コロナウイルス感染症になったときに、どんな症状がでるかは誰にもわかりません。

私は隔離生活が続くなか、家族の具合が次々と悪くなったとき、東京都のサポートが大きな助けになりました。まずは「東京都自宅療養者フォローアップセンター」への体調相談。そして「東京都自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)」からの食料品配送です。

みなさんのお住まいの地域でも、必ずサポートがあるはずです。私は恥ずかしながら発症してから知りましたが、いざというときに備え、事前に調べておくと安心かもしれません。
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やまぐち まお

山口 真央

編集者・ライター

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。