4歳息子含む家族全員コロナ陽性! 命綱となった食料配達の連絡先はココ

家庭内隔離の困難や最新の食料品配送まで 3人家族の体験を緊急レポート

編集者・ライター:山口 真央

4歳息子含む家族全員コロナ陽性! 命綱となった食料配達の連絡先はココ  写真:PIXTA
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自分や家族が新型コロナウイルスにかかったときのために、十分な準備ができていますか?

隔離中に体調が悪化したとき、どのように対処するか知っていますか?

正直、私は十分な準備や知識がありませんでした。

2022年8月。4歳の息子と夫の3人で暮らす我が家に起こった、新型コロナウイルスの療養記。

やっておけばよかったことと、やってよかったことを、詳細にお伝えします!

「その日」は突然やってきた!

はじまりは、2022年8月22日月曜日の夜9時ごろ。都内の打ち合わせから帰宅した夫が、突然「体が熱い」と言って倒れました。

熱をはかると、体温は37.6度。新型コロナウイルスの可能性が頭をよぎりましたが、時間が遅かったので、次の日まで様子をみることに。

次の日の朝8時、夫の熱は38度を超える高熱に。近くの総合病院では、先着50名が発熱外来を受けられるとのことで、夫が急いで病院に向かうと、すでに10人以上の人が列をつくっていました。

病院が開く9時まで待ち、検査を受け、夫が帰宅したのは11時近く。30℃を超える夏日のなか、帰宅したときはフラフラの状態でした。
真夏日にPCR検査を受けて帰ってきた夫は、ぐったりしていました。  写真:PIXTA
PCR検査の結果を夫に確認すると「混んでいて、結果がわかるのは明日か、明後日になるかもしれないと言われた」とのこと。

夫が帰宅するまでは、ホテルに隔離する可能性も考えていましたが、フラフラの状態の夫を、付き添いなしで外に出すのも心配。とりあえず寝室に夫を寝かせ、しばらくは息子が通う保育園への連絡や、仕事の調整などに追われました。

気づけば、外はすっかり夕方。夫の体調はよくなる様子もなく、寝室にこもりきり。PCR検査の結果も届きません。そこでやっと「今晩、私と息子はどこで寝るんだ」と思い至った私。我が家は2LDKのベッド生活で、布団は1枚もありません。

毛足の長いラグの上に冬の掛け布団を敷いて、簡易的な「寝床」をつくってみました。しかし、4歳の息子はかなりの神経質タイプ。最初のうちは特別感を楽しんでいたものの、本格的に寝る段階になって「ここじゃ寝られない」と泣き出してしまったのです。

結局、寝る場所を夫とチェンジすることに。寝室に除菌スプレーを振りまきながら、布団を買っていなかったことを深く後悔しました。
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