こんにちは。講談社「げんき」編集長の塩見亮です。
げんき編集部では、「げんき読者サポーター」という制度をやっています。
サポーターの数は、全国に約50人。
げんき編集部の雑誌やふろくで、実際にお子さんと遊んで、その様子をSNSに投稿したり、編集部に意見や感想を送ったりという活動をしてくれています。
編集部ではそのコメントを読んで、ときには喜び、ときには反省して、新しい雑誌やふろくの制作に活かしているというわけです。
サポーターさんには、忖度(そんたく)なしの意見をお願いしているので、ときには厳しいコメントも。反省することのほうが多いかもしれません(汗)
この号は、おかげさまで売れ行き良好!!
ふろくの「ぷかぷかミッフィーすくい」は、サポーターさんにも好評でした~!
全国のお風呂をにぎわせた「ミッフィーすくい」
「安定の可愛さのミッフィーの付録ということで、親子ともにテンションあがりました! 娘も開けてすぐ「フィッフィー」(ミッフィーのことです)と言ってお風呂場に持っていって、さっそくお水遊びやりました!」(Cさん/お子さん2歳5か月)
「下の娘(1歳4か月)は、最近お風呂に入るたびに「みぃみー!みぃみー!」と言い、ミッフィーすくいで遊びたい!と主張していて微笑ましいです♪」(Nさん/3歳0か月)
ありがとうございます~。
ちなみにこのふろく、カラフルなミッフィーをお風呂に浮かべて、お魚すくいのようにして遊ぶというおもちゃなのですが、お子さんたちはいろんな楽しみ方をしてくれたようで……
「ミッフィーに『洗ってあげるね』と言ってお湯をかけてあげていました」(Jさん/2歳2ヵ月)
「ミッフィーの袋にお湯を入れて“お湯屋さん”を開店! そしてミッフィーに売りつけていました笑」(Hさん/3歳7ヵ月)
「お風呂でお店屋さんごっこすると言って、急に娘が『いらっしゃいませ~』と言いました。私が『オレンジ色のミッフィーちゃんをください』と言うと、娘がすくってバッグに入れてくれました。最初は色が分かっていなかった娘でしたが、この付録のおかげで、青・茶・黄・緑・グレー・オレンジの色が分かるようになりました! また、『1000円になります』とか『Pay Payで払います』『お財布忘れました』など、娘がいろんなバージョンを勝手に演じるようになりました。娘がPay Payを知っていることにも驚きました」(Iさん/2歳6ヵ月)
さて売れ行き好調の今回ですが、もちろん厳しい意見がないわけではなく。
「お風呂ですくう系のおもちゃはすでにたくさん持っているので、新鮮味に欠けていたかなと思います」(Nさん/3歳5ヵ月)
「『おかあさんといっしょ夏号』でバケツが来ていたので、ちょっとカブってしまった印象もありです(いまお風呂にバケツが3個ある状態です。笑)」(Kさん/4歳0ヵ月)
げんき読者サポーターは『NHKのおかあさんといっしょ』『いないいないばあっ!』の雑誌のモニターもしてくれているため、この感想になったわけです。
このバケツ型の水遊びおもちゃは人気の定番ものなので、時期が近いとどうしてもかぶっている印象になりますね。反省。
「ピンクがよかったのにと言っていたので、あるとうれしかったですが、ミッフィーといえば原色なので仕方ないかなぁと思います!」(Mさん/4歳1ヵ月)
お子さんにミッフィーのお耳をつけて写真撮った方、多数!
「とっても可愛いです!! 娘がつけた姿が可愛くて何枚も写真撮りました!(親ばかですいません)」(Cさん/2歳5ヵ月)
2023年はうさぎ年。
その写真、年賀状用の写真にもぴったりかもしれませんね!
「おみみを作るのは楽しかったですが、すぐに破れてしまいました……」(Nさん/2歳9ヵ月)
ごめんなさい!
「(『ミッキーのクリスマスツリーのかくれんぼ』のページを見て)娘が『キラキラ。キレイ』と言いました。我が家もクリスマスツリーを出そうとなり、一緒に飾り付けをしました。本を通じて、一年間四季に触れ合うことができて良かったです」(Iさん/2歳6ヵ月)
「季節を感じられる」のも、雑誌ならではの良さだと思っています。
「オバケくん」もそのひとつ。
「オバケくんは怖かったみたいで、こわい! こわい! と言って嫌がってしまいました」(Yさん/2歳4ヵ月)
でも、「オバケくん」は絵本作家の武田美穂先生が描くかわいいビジュアルだし、実はオバケくんが小さな子を助けてくれるおはなしなので、少しずつ好きになってくれたら編集長はうれしいです!
「シールは、遊ぶページごとに、切り取り線をつけてもらえると『今日はここまでにしようか』という使い方ができるなぁと思いました」(Hさん/3歳7ヵ月)
シールを小分けにできたほうが、たしかに遊びやすいですよね。(最初にシールを一気に全部はがしてしまった、という声もよく聞く)
でも、シールの間にミシン線を入れたりすると、その分スペースが必要で、全体のシール枚数が少なくなってしまうんです。
なので、ページごとに色分けをしているだけで、ミシン線は入れていないのが現状です。
細かい話ではありますが、そんなところもいつも迷いながら作っていたりするんです。
読者サポーターのみなさん、1年間ありがとう!
なので、一年を振り返るようなコメントもいただいています。
「毎号届くごとに、やったあ! と飛び跳ねる娘を見ることができて幸せでした。本を読みながら一緒に遊ぶ大切な時間でした」(Mさん/4歳1ヵ月)
「去年はひとりでうまくはがせなかったシールを器用にはがせるようになっていたり、『ゆびドリル』をすらすら答えられるようになっていたり、各ページに対する感想を言えるようになったり……親として感心するとともに、とてもうれしく思っています」(Nさん/3歳3ヵ月)
「4歳になった次男は、ちょっと発話がゆっくりめだったり、集団での指示がキャッチできなかったりで、心配が尽きないのですが、シールのページや『ゆびドリル』に取り組む中で、『もうこんな内容がわかるのか!』とか『前より理解できてる!』とか、親が成長に気づく場面がたくさんありました。彼は彼のペースで成長しているし、こちらが思っているより世の中のいろんなことを理解しているのだなと気づかされました。一年間雑誌で遊べて本当によかったです」(Kさん/4歳0ヵ月)
継続的に楽しみながら、普段気づかないような、お子さんの成長を知ることができるのが「げんき」のような雑誌のいいところなんですよね。
「少子化、デジタル化の進む時代ですが、紙の雑誌を何気なくめくって知らないキャラクターに出会ったり、何度も読み返して以前できなかったことができるようになっていることに気がついたり、娘が雑誌を引っ張り出してきて、にこにこしながら『よむ!』と言ってきたりするのは、やっぱりいいものだなと思いました」(Kさん/1歳10ヵ月)
Kさん、ありがとうございます。うれしいです。
編集長の私が励ましてもらいました!
2023年も、読者サポーターさんたちに協力していただきながら、頑張ります!
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
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塩見 亮
2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。
2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。