こんにちは。講談社「げんき」編集長の塩見亮です。
げんき編集部では、「げんき読者サポーター」という制度をやっています。
サポーターの数は、全国に約50人。
げんき編集部の雑誌やふろくで、実際にお子さんと遊んで、その様子をSNSに投稿したり、編集部に意見や感想を送ったりという活動をしてくれています。
編集部ではそのコメントを読んで、ときには喜び、ときには反省して、新しい雑誌やふろくの制作に活かしているというわけです。
サポーターさんには、忖度(そんたく)なしの意見をお願いしているので、ときには厳しいコメントも。反省することのほうが多いかもしれません(汗)
あ、そうなのです。今回から「げんき」は季刊(年4回)の雑誌に変わりまして、「春号」がその最初の号となります。
前回(2月末発売)が「4・5月号」で、今回(4月末発売)が「春号」という呼び方だったので、なんとなく季節がかぶっている感じでまぎらわしかったです。。
編集スタッフもちょっと混乱しておりました.。すみません(汗)
いきなり反省。
このふろくは自信満々! その理由とは…?
「年6回刊」から「年4回刊」と、残念ながら冊数は減ってしまうのですが、その分1号1号を充実させて、長く遊んでもらえる雑誌にしよう!
と、気合を入れておりました。
なので、季刊化・第1号は、絶対気に入ってもらえるはず、という自信のふろく。
「ミッフィーの じどうはんばいき」です!
げんき読者サポーターのみなさん、いかがだったでしょうか??
「先月号のお知らせから、娘がずっと楽しみにしていました」(Wさん/2歳4ヵ月)
「普段から自動販売機に興味のある息子は今回の付録にハマったようで、何十回と繰り返しドリンクの出し入れを楽しんでいます」(Nさん/3歳1ヵ月)
「何よりミッフィーがかわいい!」(Kさん/3歳3ヵ月)
「わが家は3人きょうだいで、一番上の子のときに市販の自動販売機のおもちゃを買ってあるのですが、この付録でまったく問題なく遊べるレベルなのですごいです! 助かる親が大勢いると思いました」(Tさん/3歳1ヵ月)
読者サポーターさんにはふろくを5段階評価してもらっているのですが、その平均を計算してみたところ……
4.53
おお! 毎回計算してるわけではないですが(←したほうがいい)、過去最高の手ごたえ。
これが「食べログ」だったら、全然予約が取れなそうな店ですね。
「とにかくムスコが気に入って毎日毎日楽しそうに遊んでおります。朝起きて自販機を見て『これ、だ~い好きなの!』と言っているくらいです」(Tさん/3歳6ヵ月)
「『ママにもどーぞ』ってしてくれたりして楽しかったです」(Mさん/2歳0ヵ月)
「GW中におばあちゃん・おじいちゃんに会いましたが、じどうはんばいきを手にみんなにジュースを配っていたのが印象的でした!!」(Sさん/1歳10ヵ月)
編集長、ほっこりです~。
「牛乳が苦手でしたが、これで遊んでから『ぎゅーにゅーすき』と言うようになりました」(Nさん/3歳3ヵ月)
それは思いがけない効果!
「ジュースが紙だったので、飲むマネをして口に入れてしまい、すぐにぐちゃぐちゃになってしまいました」(Kさん/1歳11ヵ月)
「飲み物も紙なのですぐ壊れるかなと思ったのですが、意外と丈夫で指にはめたり楽しそうでした」(Mさん/3歳3ヵ月)
「ボトルは厚紙で誤飲の心配がなく、安心しました」(Nさん/3歳3ヵ月)
紙としてはできるだけ丈夫なものにはしましたが、ご意見があるかなとは思っていました。
誤飲事故は絶対に防がなければいけないので、ここは安全第一ですね。
① 身近である
「じゃー」という音が流れるトイレ型のふろくが好評だったことがありました。
毎日見ているものなので、その身近さが良かったのかと。
② 何かをすると、反応が返ってくる
「ボタンを押す」と「音と光が出る」、信号機のふろくなども好評でした。
小さい子は何度も何度も、繰り返し遊んでくれますね。
③ 大きい
「付録なのに、こんなに大きいの?」というお得感。
最近の「いない いない ばあっ! 春号」の「ぷかぷかワンワン」のように、ふくらませる系のものだと、特に大きさが出しやすいです。
今回の「ミッフィーの じどうはんばいき」は①②③の要素を兼ね備えていたので、自信のふろくだったわけです。
もちろん、ミッフィーちゃんがかわいいですしね!!
「げんき」を読んで「お手紙、だしたい!」
ポストの絵に、実際に穴があいていて、そこにお手紙を入れる、ごっこ遊びです。
「今までポスト投函をしたことがなかった娘なのに、ここに手紙を入れると分かって遊んでいたのでびっくりしました」(Yさん/3歳3ヵ月)
「最近、街中で出会う郵便屋さんに興味を持っていたので、ポストにお手紙を入れると郵便屋さんが届けてくれるという、一覧の流れを遊びながら学ぶことができました」(Hさん/2歳5ヵ月)
「娘は『おちぇがみとどいた』と笑っていて、なんとなく“ポストに手紙を入れたら相手に届く”ということが楽しく伝わったかな?」(Kさん/2歳8ヵ月)
「町中でポストを見かけると『手紙だしたい!』と言うようになりました」(Kさん/2歳9ヵ月)
あ、これも、先ほどの「身近である」という人気ふろくのパターンに通じそうです。
「お手紙を収納する場所を作ってほしかったです」(Wさん/2歳4ヵ月)
はい、こういったしかけページの場合、遊んだ後に「紙のパーツをしまうための紙のパーツ」をセロハンテープで貼って、いわゆる「おかたづけボックス」を作るのが定番です。
でも今回は、ポストに入れるハガキの種類を増やしたくて、「おかたづけボックス」の分をそちらに回してしまったのでした。ごめんなさい~。
「ボトルの種類が多いのはいいのですが、中に3本分しか入らないので、ボトルがすぐに行方不明になります」(Nさん/3歳4ヵ月)
たとえば、紙で箱を作って、ゴミ箱のごっこ遊びをしつつ、ドリンクボトルの収納にもなる……。
などは、検討の余地があったかもしれないですね。
反省:収納はやっぱり大事。
高評価にうかれず、今後も少しでもいいものをお届けできるよう、工夫を重ねていきます!
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
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塩見 亮
2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。
2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。