“反省する編集長”が4月14日発売の「いないいないばあっ!春号」を振り返る
講談社の幼児雑誌「げんき」編集長のふりかえり雑記#ぷかぷかワンワン
2023.05.18
こんにちは。講談社「げんき」編集長の塩見亮です。
げんき編集部では、「げんき読者サポーター」という制度をやっています。
サポーターの数は、全国に約50人。
げんき編集部の雑誌やふろくで、実際にお子さんと遊んで、その様子をSNSに投稿したり、編集部に意見や感想を送ったりという活動をしてくれています。
編集部ではそのコメントを読んで、ときには喜び、ときには反省して、新しい雑誌やふろくの制作に活かしているというわけです。
サポーターさんには、忖度(そんたく)なしの意見をお願いしているので、ときには厳しいコメントも。反省することのほうが多いかもしれません(汗)
げんき読者サポーターも、新生活に不安いっぱい
読者サポーターさんも、お子さんが幼稚園や保育園に通い始めた方が多かったみたいです。アンケートには「自由記述欄」があるんですが、今回は4月からの新生活についての書き込みにあふれていました!
「見学や親子通園ではノリノリだったので、初登園は笑顔でバイバイしそうと思っていたのですが、ママ~と泣きながら先生に抱っこされてのバイバイでした!笑」(Jさん/お子さん2歳8ヵ月)
かわいくてなつかしい記憶ですね。
「お弁当だとご飯(米)を食べてくれません。ふりかけをかけたり、ふりかけの種類を変えてみたり、おにぎりの形を丸や三角に変えたり、いろいろ工夫していますがなかなか上手くいきません」(Yさん/3歳2ヵ月)
「赤ちゃん返りが激しく、手を焼いています。抱っこ~食べさせて~は日常茶飯事。最近はおしゃぶりを吸ったり、スタイを巻いたりしています。この春から保育園に通い始めたのですが、園でもこんな赤ちゃんみたいなことしてるのかな? と不安な毎日です。笑」(Yさん/3歳3ヵ月)
「娘はとにかく活発で、フェンスなどもあっという間によじ登ってしまいます。幼稚園のフェンスが娘なら余裕で乗り越えられる高さで、フェンスを越えるとすぐ道路があるため不安です。先生方にも注意をお願いしたいと思っています」(Kさん/2歳8ヵ月)
「上の子(もうすぐ3歳)がトイレの水が怖いらしく、便器に座ることができません。私なりにトイトレ調べてますが、水が怖い子の対処方法がどこにもなくて手詰まり感でいっぱいです。幼稚園でも頑なに便器に座ることだけは拒否しているそうです……」(Fさん/2歳10ヵ月)
「園の先生の子どもへの対応に疑問に思うところがあるのですが、どこまで言っていいのか。結局言えずにずっとモヤモヤしています」(Kさん/2歳3ヵ月)
とにかく、みんないろんなことで悩んでいるんだ!ということがよくわかります。
当たり前ですが子どもは一人ひとり違うので、育児の不安もそれぞれですよね。
「新生活が始まり、毎日大泣きで頑張ってる娘が、家に帰るなりワンワンとお風呂に入る!とうれしそうにしてる姿に救われています」(Mさん/3歳2ヵ月)
お子さんも親御さんも不安な毎日の中、少しでもお役に立てているならうれしいです……。
涙もろい編集長、ジーンとします。
「ぷかぷかワンワン」について反省してみました
「付録とは思えない立派なサイズ感で大満足です」(Tさん/1歳6ヵ月)
「大きなワンワンを見てギューして喜んでおり、お風呂にも一緒に入れて、とても嬉しそうでした」(Sさん/2歳0ヵ月)
「イヤイヤ期真っ盛りの娘が、ワンワンとなら入る~とお風呂に入り、しっかり温まって出てきたことに感動しています!」(Yさん/2歳3ヵ月)
「これからの季節にぴったりでうれしいです。水が重りになって、ワンワンがピシッと立ってくれるのもポイントでした!」(Tさん/3歳0ヵ月)
「お風呂で遊ぶものかと思っていましたが、室内で『起き上がりこぼし』風に遊んでみたところ、相当気に入ったようで夢中に突いて遊んでいます」(Yさん/2歳1ヵ月)
一方、少しネガティブなコメントも探してみましょう。
「今回の浮き輪をつけたワンワンは、春号にしては若干夏っぽい印象。逆に、次号(夏号)のおにぎりのふろくはお花見や遠足のお弁当といった春を連想させるような……順番が逆でも良かったのでは」(Sさん/2歳0ヵ月)
はい、ふろくの順序については諸事情ありましてこうなったのですが、今回のワンワンをお風呂遊びではなく、「起き上がりこぼし」メインのおもちゃとして出す可能性はありましたね。
実は、迷ったところでした。
「お風呂で使うとなると、カビが生えやすくて手入れが難しい」(Sさん/1歳5ヵ月)
「底の水栓の場所がやや寄っていたので、お湯が全部抜けなくて、いつかカビてしまわないかと気になりました」(Hさん/2歳5ヵ月)
下のきょうだいや、なぜか逆に上の子のほうが楽しんでいたという話も?
「最初の食いつきはよかったものの、飽きが早かった」(Kさん/3歳8ヵ月)
「3歳の息子よりも生後11ヵ月の娘が夢中になって遊んでいました」(Mさん/3歳6ヵ月)
「一番楽しんでたのは6歳の兄です。『ワンワンを倒す!』と言ってサンドバッグのようにパンチやキックを繰り出し、お風呂を上がるころには空気が抜けてへにょへにょな姿で湯船に浮かぶワンワンがいました……」(Kさん/2歳8ヵ月)
はるちゃん、ありがとう~!(涙)
お子さんには、シールあそび「いちご だいすき」。
「娘はピンクやいちご、スウィーツが大好きなのでノリノリで貼っていた」(Aさん/2歳11ヵ月)
「いちごがとにかく大好きで、シールも大好きなのでいちごのシールは娘に大ヒットでした。シュークリームの上にいちごをいっぱい貼ってうれしそうにしていました」(Yさん/2歳1ヵ月)
「テレビでも放送されていたえかきうた。テレビだとどんどん絵が進んでしまい間に合わなかったが、雑誌でゆっくりしっかり見ながらできるので楽しそうでした!」(Kさん/3歳8ヵ月)
「ぽぅぽを知らなかった母ですが、息子はすでに名前も覚えていて、息子の方が詳しかったです!笑」(Hさん/2歳5ヵ月)
今回は「おうちゃん」「ぽぅぽ」の初登場号でもあり、同時に「はるちゃん」「うーたん」とバイバイするという特別な号でもありました。
というわけで、巻末についていたとじこみふろく「はるちゃんありがとうBOOK」に、親御さんからのコメントが殺到しました!!
「娘が生まれてからずっと見ていたはるちゃんの成長を感じられて親目線でうるっとした」(Yさん/3歳2ヵ月)
「初めての育児を支えてくれたはるちゃんの成長と息子の成長を重ねて読んで感慨深かったです」(Fさん/2歳10ヵ月)
「4年間を一度に振り返ることができ、はるちゃんの成長を実感してジーンとしました(母が)」(Nさん/3歳0ヵ月)
「はるちゃんのインタビューやワンワンからのメッセージを読んで、泣きそうになりました」(Tさん/3歳0ヵ月)
「うーたん、はるちゃんページは私が読み込んでウルウルきちゃいました」(Mさん/2歳0ヵ月)
「たくさんのうーたん特集がすでに懐かしくもあり、なんだか涙腺が緩んでしまいました」(Kさん/3歳8ヵ月)
※その他コメント多数
涙もろいのは編集長だけではなかったようです(笑)。
サポーターイチ押しのweb記事は?
今回サポーターさんから好評だった記事はこちら。
「絵本選びの参考になっています。2人目となると、すでに上の子の絵本がたくさんあるけど、この子にも買ってあげたい、せっかくなら持っていない絵本でいいものを、と思うので」(Sさん/2歳0ヵ月)
「我が家も悩むことがあるので、とても参考になりました! ちなみに我が家では、YouTubeは電波が入らないってことになってます(実家に帰省時だけ見放題)」(Sさん/3歳10ヵ月)
〈紙の雑誌+ふろく〉と〈WEBげんき〉で、少しでも育児のお役に立てるように。
編集長、ひきつづきがんばります!
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
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塩見 亮
2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。
2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。