【結果発表】絵本雑誌「さがるまーた」表紙コンテスト 全ての応募者に作家・翻訳家・編集者がコメント!
別冊付録「白い絵本」表紙コンテストに応募いただいた表紙の数々を公開します
2024.05.11
たくさんのご応募ありがとうございました!
Vol.1の参加作家、翻訳家、編集者のうち7名の方にご協力いただき、それぞれ1作品ずつ選んでコメントをもらいました(掲載順は選考者のお名前の五十音順)。惜しくも漏れてしまった方には、担当編集者からのコメントをつけてご紹介します。
コメントを通して、表紙づくりのヒントが見つかったら幸いです。
「不思議な風景が気になる」愛甲恵子賞
『ぐるり』
「空が真ん中にあって、それを陸地が囲んでいて、その外側に海があり、そしてまた空……でしょうか? この不思議な風景は一体どんなお話の舞台なんだろう?と興味をそそられました」
「明快で気持ちがいい」及川賢治賞
『おじいさんと ねこ』
「ザクザクと切った切り絵の形が明快で気持ちがいいし、絵本の表裏を大胆につかっている構図も良いと思いました」
「表紙と色のバランスが◎」加藤休ミ賞
『キラキラねこ スイーツのくに』
「小さい表紙に、スイーツのイラストがびっちり描かれていて、努力を感じます。絵本を持っている子の服装もキラキラお星さまですね。表紙と色のバランスも好いので、これを選びました」
「腕の表情がいい」土井章史賞
『なにしよか?/ What can we do?』
「腕の表情がいいですね。目が点、口が点だけど、顔の表情、腕の表情と相まって、ちゃんと『なにしよか?』という表情になっています」
「魅力的な表情…!」長澤 星賞
『マヌルネコが やってくる ニャァ!ニャァ!ニャァ!』
「ずずんと現れたマヌルネコ! どこからやってきたのか、どこへいくのか。。⁈ ふふふと、何やら企んでる? 表情も魅力的で、この子のことをもっと知りたい!と思わず手に取りたくなる表紙でした」
「アンバランスさに惹かれる」ハダタカヒト賞
『てくてく』
「シンプルな配色と線、『てくてく』という単純明快なタイトルでまとめられながら、のんきな顔をして垂直に歩く猫という、アンバランスさに惹かれました」
「続きが知りたくなった」堀川理万子賞
『とつぜんすべりだい』
「え? とつぜん? すべりだいなの? 夢のなかで、どこからかすとんと落ちて目が覚めるあの感じが、滑り台で味わえそうで(勝手に妄想)、続きが知りたくなりました」
たくさんのご応募ありがとうございました!