“反省する編集長”が2月28日発売の「げんき4・5月号」を振り返る

講談社の幼児雑誌「げんき」編集長のふりかえり雑記#バスブザー

げんき編集部:塩見 亮

げんき4・5月号
こんにちは。講談社「げんき」編集長の塩見亮です。

げんき編集部では、「げんき読者サポーター」という制度をやっています。

サポーターの数は、全国に約50人。

げんき編集部の雑誌やふろくで、実際にお子さんと遊んで、その様子をSNSに投稿したり、編集部に意見や感想を送ったりという活動をしてくれています。

編集部ではそのコメントを読んで、ときには喜び、ときには反省して、新しい雑誌やふろくの制作に活かしているというわけです。

サポーターさんには、忖度(そんたく)なしの意見をお願いしているので、ときには厳しいコメントも。反省することのほうが多いかもしれません(汗)
げんき4・5月号とふろく「ほんものソックリ! バスブザー」

「あのボタン」を、思う存分押しまくれる!

げんき4・5月号のふろくは「ほんものソックリ! バスブザー」でした。

ボタンを押すと、「つぎ、とまります」というアナウンスに続いて動物の鳴き声が流れるという、音と光の電子おもちゃです。

げんき読者サポーターからは、好評のコメントが集まりました!
ふろく「ほんものソックリ! バスブザー」
「最近バスデビューをしたのですが、はじめてのバスのボタンに興味津々でした。なんとかして押すのを阻止し続けたこともあり、今回の付録はうれしかったです! 思う存分押しまくっています」(Nさん/お子さん1歳10ヵ月)

「バスに乗るとブザーをいつも押したがっていたため、好きなだけ押せるブザー玩具はよく子ども心を理解していて良いなと思いました。すごく気に入っていて、連打もよくしています」(Sさん/1歳10ヵ月)

「コロナの世の中になってからなかなか子どもとバスに乗れなかったので、めちゃくちゃうれしかったです! しかも、本物のバスは子どもが押そうと思っても誰かが先に押しちゃって半泣きになったりするけど、思う存分一番に押しまくれるのでめちゃくちゃ連打して遊んでます!(Kさん/3歳7ヵ月)
もともと、「押したいけどなかなか押せないあのバスのボタンが、押し放題!」というのがコンセプトのおもちゃ。

なので、このあたりのコメントは、まさに狙いどおりといった感じでございます!
「ゆびちゃんはどこ?」のページでも遊んでみてください。
……とはいえ、「バスブザー」は、おもちゃや雑誌のふろくとして、すでに定番人気のもの。

なので、それがどう受け止められるかが、不安材料ではありました。

でも幸いなことに、「もう持っているからつまらなかった!」という声は意外と上がらず。
「最初は、家にバスブザーもうあるけどな、と思っていたのですが、動物さんの鳴き声が入ることで子どもにとってはまったく別のおもちゃという感じです。家のぬいぐるみさんたちがバスのおもちゃに乗せられ、ランダムにバス停に降ろされていってます(笑)」(Tさん/2歳11ヵ月)

「少し前に『ベビーブック』でもブザーの付録があり持っていますが、こちらのバスブザーのほうが見た目も音もリアルで、断然好きなようでした」(Sさん/2歳3ヵ月)
よかった!!

……のですが、今回の反省点は、予想とは違うところにありました。

いちばん多かったのは、「音量が大きい」という指摘。
「子どもが寝ているときに落ちているバスブザーを踏んでしまって音が流れる、ということもあるので、音量を小さくするか電源ボタンをつけてほしいです」(Kさん/2歳6ヵ月)

「動物の鳴き声がうるさいというのが本音です」(Mさん/3歳0ヵ月)

「音が大きくて子どもがびっくりして怖がっていました。音が出るところをふさぐようなシールがついてたらうれしかった。以前『ベビーブック』を購入した際はそういう配慮がありました」(Wさん/2歳2ヵ月)
たしかに、巻頭のシールに「音量調節用シール」をつける手はあったかもですね……反省。
「音が大きすぎるので、わが家では音のなる部分にセロハンテープを貼って対策しています」(Kさん/3歳1ヵ月)
Kさん、ありがとうございます。

「音が大きい」と感じる方は、今回はご家庭のセロハンテープを貼るなどしていただけましたら! 申し訳ありませんm(__)m

反省点は他にも。
音量が気になる方は、裏面にセロハンテープを貼るなどしてご調整ください。
「動物の声だけでなく本物そっくりの『ピンポーン』の音声も欲しかったなと思いました」(Tさん/2歳11ヵ月)
た、たしかに。「ピンポーン」の音があったほうがバスブザーとして自然ですね……反省。
「ひとつ残念だったのが、紐やチェーンを付けるための穴があったり、はさめるようにクリップが付いていなかったことです。持ち運びや保管がしやすくなると思うのであったらいいなと思います」(Jさん/2歳6ヵ月)
た、た、たしかに……。少なくとも穴をあけることは検討できたかも。反省。
それからもうひとつ、「そもそもバスに乗ったことがない」という子もけっこういたのですが、こちらは「楽しめなかった」「それでも楽しめていた」と両論ありました。
「バスに乗ったことがなく、ボタンの意味がわからずでした(泣)」(Mさん/2歳10ヵ月)

「子どもたちはまだバスに乗ったことがないので、本物を知らないですが……光るのと動物の鳴き声が楽しかったみたいです!」(Mさん/3歳1ヵ月)

「まだバスに乗ったことがなくて何かはよく分かっていませんでした。しかし音が魅力的だったようで、鼻の下を伸ばして『おぉー!』っといいながら喜んでずっと遊んでいました!」(Kさん/1歳9ヵ月)
想定した順番とは逆ですが、「げんき」のバスブザーで遊んだ子が、初めて本物のバスブザーを見たらどんなリアクションなのでしょうか? 

楽しみですね!

なつかしのサンリオキャラも「げんき」に集合!

新連載「サンリオキャラクターズ」
本誌のページに移りましょう。

こちらでは新連載の「サンリオキャラクターズ」のページが注目を集めました。

もともと「げんき」では、「ハローキティとなかまたち」「ポムポムプリン」の連載があるのですが、今回からはそれに加えて、「サンリオキャラクターズ」というページが登場。
総勢11もの人気キャラクターが一堂に会するという、豪華なページなのです。
「ママが昔からものすごく大好きなので、新連載とのことですっごくうれしくて思わず興奮しまくりました! やっぱりかわいい!」(Sさん/3歳1ヵ月)

「サンリオキャラクターズは、世代を問わず知っている人が多く、私自身も小さいころから好きだったので新連載とてもうれしいです♡」(Jさん/2歳6ヵ月)
お気に入りのキャラクターは? 
というわけで、まずはおうちの方にヒットした感じですね!

サンリオのキャラクターって、子どものときにはだいたいみんな何かしらの文房具とかを持っていたりしたので、どのキャラが好きだった? っていう話は盛り上がりますよね~。

年齢がバレますが。笑
もうひとつ、これはちょっと意外(?)だったんですが、「ニャーオン」というキャラクターの歌のページも人気でした。
「うたってあそぼ ぼくニャーオン」
「“やさいのうた”の、ニャーオンのページが特にお気に入りです! よく歌っている曲で知っているからか、口ずさみながらシールを貼って楽しんでいます」(Kさん/3歳1ヵ月)

「シール遊びの知育だけでなく、お歌や野菜の名前など考えながら遊べて親子で楽しかった。娘の成長を感じることができました」(Kさん/1歳9ヵ月)

「童謡を歌いながら野菜のシールを貼っていくのが、息子はとっても楽しかったみたいです」(Mさん/3歳5ヵ月)
なぜ意外だったかというと、「ニャーオン」は、実はまだYouTubeでデビューしたばかりの講談社オリジナルキャラクターだからです。
世代を超えて愛されている定番キャラクターたちと、まだほとんど知られていない新キャラクター。

両方のページが好評を集めた、今回の「げんき」でした!
YouTube「ニャーオンチャンネル」

誠お兄さん… はるちゃん… うーたん…(涙)

さて、最近のげんき編集部周りの話題といえば、なんといってもNHK「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さん、福尾誠さんの卒業。

さらに「いないいないばあっ!」のはるちゃん、うーたんの交代が発表されたことですね!

衝撃を受けたサポーターさんも多かったようです。
誠お兄さんが3月で卒業
「(WEBげんきに)誠お兄さんの特集あったらぜひ読みたいです!」(Kさん/1歳10ヵ月)

「はるちゃん&うーたんの卒業が寂しくて、過去記事もいろいろ読みました」(Kさん/2歳2ヵ月)

「はるちゃんの卒業は心の準備ができていたのですが、まさかうーたんまで(涙)。20年前、妹が観ているとなりで、私もうーたんの登場を観ていました。娘を出産して十数年ぶりに観たら、変わらないワンワンとうーたんがいて、懐かしさと安心感がありました。娘が最初に興味を持ったキャラクターがうーたんで、本当にお世話になりました。うーたんに感謝♡」(Jさん/2歳6ヵ月)
はるちゃん、うーたんもこの春交代。
うーたんは初登場から20年ですから、「子どものころから見ていた」という方も多いはずですよね~。

4月14日発売予定の「いないいないばあっ!春号」では、新しく登場する「おうちゃん」「ぽぅぽ」たちはもちろん、はるちゃんやうーたんのラスト特集もあって盛りだくさんの内容です!

げんき読者サポーターさんたちも、思いの丈をこめて、SNSで紹介してくれることでしょう!
「げんき4・5月号」のはるちゃんとうーたんたちのシール
「おかあさんといっしょ」の誠お兄さんのほうは、4月20日に「卒業記念ムック」を発売します。

いつもの雑誌とは違いますが、読者サポーターさんたち、こちらにも反応してくれると期待します!!

お子さんの興味はどんどん変わっていきます! 

さて、今回のサポーターアンケートでは、
「他のキャラクターやコンテンツに興味が出てきた」
という書き込みが、不思議と多かったですね~。
「もうすぐ3歳で、戦隊シリーズも大好きになってきました」(Tさん/2歳11ヵ月)

「『ひろがるスカイ!プリキュア』が始まったので、楽しそうにプリキュアごっこをしています。母が悪者になり、娘を担いでさらっていく遊びがたまらなく面白いようです!」(Mさん/3歳0ヵ月)

「3歳になった息子は、ポケモンにはまり始めました! たくさんの種類のポケモンの名前を覚えるので感心してしまいます!(笑)」(Mさん/3歳5ヵ月)
戦隊ものが好きな子には、「テレビマガジン」をどうぞ!

プリキュアが好きな子には、「おともだち」もおすすめです!

ポケモンは、すみません、他社になります!(汗)
というわけで、お子さんの興味はどんどん変わっていきます。

「げんき」を楽しんでもらえるのは短い期間で、すぐに通り過ぎていってしまうかもしれませんが、いい「橋渡し」になれたらなと思います。

はじめて「げんき」に出会うことで、お子さんに「雑誌って面白い」という感覚を持ってもらうことができれば、編集長としては、それが最高なのです!
げんき編集部発行の雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」
しおみ りょう

塩見 亮

「げんき」編集長

2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...