ティラノサウルスに羽毛があった!? 研究の進化によりどんどん変化するティラノサウルス

ティラノサウルスとはどんな生きもの？　講談社の動く図鑑MOVE「恐竜２最新研究新訂版」から紹介します

2024.07.22

最強の肉食恐竜　ティラノサウルスの本当の姿とは？

講談社の動く図鑑MOVE「ズッカーン！夏フェア」特典の「ズッカーン！バトルシール」No.001 「ティラノサウルス」

ティラノサウルスは最大級の肉食恐竜として有名です。ナイフのような歯は14cmもあり、強力なあごの力でえものの骨までかみくだいていました。視覚や嗅覚も発達し、小さな群れをつくっていたという説もあります。

この記事は講談社の動く図鑑MOVE「恐竜新訂版」「恐竜２最新研究新訂版」から一部抜粋したものです。

講談社の動く図鑑MOVE「恐竜新訂版」より

ティラノサウルスのなかまは、ジュラ紀から白亜紀前期にかけて、ヨーロッパやアジアで進化しました。そのころは、まだ小型の肉食恐竜でした。その後、北アメリカにわたって進化したティラノサウルスのなかまは、大型化して、最強の肉食恐竜になったのです。

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ティラノサウルスに羽毛が生えていたってほんと？

講談社の動く図鑑MOVE「恐竜２最新研究新訂版」より

羽毛はなんのために生えているの？

原始的なティラノサウルスのなかまには、羽毛の証拠が見つかっているものもいます。ユティラヌスとディロングです。これらの発見からティラノサウルスのなかまには、羽毛が生えていたものもいたとわかったのです。

ディロングに生えていたような原始的な羽毛は、保温のために進化したと考えられています。羽毛で体をおおうことで、体温を維持し、いつでもすばやく動くことができるようになったのでしょう。