毒液を2m以上も飛ばす超危険【は虫類】「モザンビークドクハキコブラ」とは? 〔図鑑MOVE「は虫類・両生類」〕が解説!

モザンビークドクハキコブラとはどんな生きもの? 講談社の動く図鑑MOVE「は虫類・両生類 新訂版」から紹介します

えものをまひさせる強力な毒をもつコブラ

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ズッカーン!バトルシールNo.006 「モザンビークドクハキコブラ」
コブラのなかまの毒は「神経毒」とよばれるもので、筋肉と運動神経のつながりを断ち切ってしまいます。そのため、かまれた生きものは急速に体の動きがまひして、呼吸や心臓の動きが止まってしまい、やがて死んでしまいます。

多くの種は、かみついたときに牙から毒を送りこみますが、なかには口から毒液を飛ばすものもいます。

この記事は講談社の動く図鑑MOVE「は虫類・両生類 新訂版」から一部抜粋したものです。
テレビでもおなじみ、加藤英明先生が監修!
DVDには「ダーウィンが来た!」や「NHKスペシャル」など、
NHKアーカイブスの中から、おもしろい映像を厳選!


「地球上に恐竜が現れて繁栄した時代には、すでにワニやカメ、トカゲやヘビ、イモリやカエルたちがくらしていました。実は、彼らの姿かたちは現在まで大きく変わっていません。過酷な世界を生き延びて今に至る勇姿は、彼らの不思議なかたちやくらしに垣間見ることができます。奥深いジャングルで、大きな水かきを使って滑空するトビガエル、敵に襲われると目から血を噴き出して攻撃するリーガルツノトカゲ。多種多様で魅力あふれるこの生きものたちの世界を図鑑MOVEで感じ、みんなで楽しみ、命をつなげられるように、私たちが見守っていきましょう」監修 加藤英明

モザンビークドクハキコブラの特ちょうは?

講談社の動く図鑑MOVE「は虫類・両生類 新訂版」P96-97より
モザンビークドクハキコブラ(コブラ科)
敵の目をねらって、2m以上も毒液を飛ばす危険な毒へビです。

全長/100~154cm
分布/アフリカ東部〜南部
生息環境/平地の森や水辺
食べもの/両生類、ヘビやトカゲ、小型ほ乳類など
繁殖方法/一度に15個ほどの卵を巣に産む

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