
【古生物学者調査記】アンモナイト化石が続々!北海道でのフィールドワークの様子を紹介
【ちょっとマニアな古生物のふしぎ】古生物学者・相場大佑先生が見つけた古生物のふしぎ
2026.05.30
古生物学者:相場 大佑

目次
北海道のフィールドワーク(化石探し)へ
北海道には中生代白亜紀の海でできた「蝦夷層群(えぞそうぐん)」と呼ばれる地層が南北方向に広く分布しています。この地層からは当時の海洋に生息していた生物の化石が見つかり、その質・量は外国にも引けを取りません。
特にアンモナイトは、例えば形の連続的な時代変化を追うことができたり、固有種が多く見つかったりするので、白亜紀のアンモナイトの進化を調べるにはこの上ない場所なのです。
今回は写真とともに、北海道でのフィールドワーク(化石探し)の様子を紹介しようと思います。
中生代白亜紀の海でできた「蝦夷層群」
私の大きさと比べると地層の大きさがわかると思います。アパートやマンションくらいの高さの地層の間に川が流れていて、その川を歩きながら調査を行います。

コンクリーション(ノジュール)を発見
お目当ては写真の石です。これはコンクリーション(ノジュール)と呼ばれる、地層の中で化学反応により周囲の砂や泥が固まったとされる岩石です。コンクリーションは生き物の死骸を中心として作られることが多いので、中に化石が含まれている可能性が高いのです。ちなみに写真のコンクリーションの直径は20cmほど、だいたいサッカーボールくらいの大きさです。



































































