シマウマにバーコードリーダー?

シマウマの縞模様はみなさん知っていますよね?
あれって、バーコードみたいだと思ったことはありませんか?
アメリカのイリノイ大学とプリンストン大学の研究は、なんとそんな発想を現実のものにしてしまいました。

関連:「動物」94-97ページ

ふつう、野生動物を追跡調査する場合、「タグ」とよばれる、標識のようなものを動物の体にとりつけます。そのためには、動物をつかまえなければいけないし、とりつけたあとの確認も大変です。
新しく開発された「ストライプスポッター(Stripe Spotter)」というシステムは、シマウマの脇腹の縞模様を撮影してデータベース化し、確認したいシマウマの写真をデータベースと照らし合わせる、というものです。
シマウマの模様は、人間の指紋のように、1頭1頭ちがうので、縞模様を調べることで、個体の見分けがつくのです。

今のところ、グレービーシマウマとサバンナシマウマを見分けるのに使われていますが、トラやキリンでも実験がはじまっているそうです。
野生動物の個体数の把握や、行動の研究に役立ちそうですね。

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