
魚好き小学生が大興奮! さかなクン×水中写真家・中村征夫さんスペシャル対談が実現!
『さかなクン探究隊 2025』活動レポート第3弾
2025.09.22


\さかなクン待望の描きおろし絵本/
主人公は自分のことをもっと好きになりたいハコフグちゃん
絵本「ハコフグのねがい」
水中写真家・中村征夫(なかむら いくお)さんが登場!


むぅちゃん
おふたりのトークで、いちばん印象に残っているお話はなんだった?
ひかる(小5)
ぼくは、征夫さんに「今まで潜った世界中の海でどこがいちばん好きですか?」って聞きました。征夫さんは、「日本の海です。潜る場所や季節によって、水中の景色、海の地形、すんでいる生きものが多様で自然の表情の豊かさをいちばん感じるのは、やっぱり日本の海かな」というようなことを答えてくれて、なんかすごくうれしかったです。
そういちろう(小4)
征夫さんが撮影した東京湾の青潮の写真です。
写真を見た瞬間、ぼくはまったくきれいとは思いませんでした。水色だけどすごくにごっていて、「なんでこんな色なんだろう。これは自然の色じゃない。」と思いました。征夫さんは、青潮は“死の海”だと言っていました。
人間が海底にほった穴の中にくさった水がたまり、毎年北風がふくとそれが上にあがってきて、空気にふれて化学反応を起こします。それがいろんなところに流れていって青潮になるそうです。この青潮が起こると、多くの生きものが酸素不足で死んでしまいます。大量のハゼが白いお腹を向けて死んでいる写真を見て、すごくかわいそうだと思いました。ハゼの幼魚は波打ち際で必死に生きていて、たくましいなと思いました。
こんなことが続いたら、東京湾から魚が絶滅するんじゃないかと思いました。最近、東京湾からシャコがいなくなっているのは、青潮が影響している可能性もあるそうです。ぼくは、この前日に江戸前ずしのお店でシャコを注文しようとしたけど、シャコがなくて食べられなかったことを思い出しました。
征夫さんはこれからも東京湾がどう変わっていくか、見続けていきたいそうです。また、東京湾を守る前に、これ以上よごさないように気を付けているそうです。ぼくも海の生きものに迷惑をかけるわけにはいかないと、1年生のときから給食のとき絶対に牛乳を残さないようにしています。ほかにもできることをやっていきたいです。
あとは、征夫さんに質問をしたときにすごく生き生きと話してくれてうれしかったです。さかなクンもホワイトボードにアンコウの絵を書いてくれました。
