ホッパー1がマルガムとなって宝太郎を襲う!? 絶望した宝太郎は冥黒に染まるのか?【仮面ライダーガッチャード】
3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第37話】
2024.05.26
見どころ その1:アントルーパーがマルガムに変貌!
スケボーズのマルガムを倒したガッチャード=宝太郎は、奪われていたスケボーズを取り戻そうとしますが、スケボーズは真っ白になり沈黙していたのです。
白化したスケボーズを連れて錬金アカデミーに戻った宝太郎たちは、枝見鏡花にスケボーズの診断を願い出ます。
しかし、一見した鏡花は、「スケボーズを再錬成することは不可能だ」と宝太郎に告げたのです。
「冥黒王ギギストは依り代となる素材を必要とせず、ケミーそのものの悪意を暴走させた特殊な錬成でマルガムを作り上げており、そのマルガムを倒せばケミー自体も滅んでしまう」というのです。
自責の念に苛まれる宝太郎を心配したホッパー1が健気にも元気づけようとするのですが、今の宝太郎には戯れる気力もないのです。
ホッパー1の脳裏に、りんねが語った絵本の物語が浮かんできました。
選ばれた錬金術師だけがいける黄金の丘に咲いている花の根っこは最高のスパイスになり、どんな人でも笑顔にしてくれる、という話です。
ホッパー1は宝太郎を笑顔にすべく、カバンから抜け出て黄金の花を探しに出かけたようでした。
そんなとき、りんね、鏡花、鶴原錆丸、銀杏蓮華らのもとにマルガム出現の報せが入ります。
錆丸の分析によれば、出現したのはギギストに奪われたアントルーパーのマルガムであり、もしマルガムを倒せばアントルーパーもろとも消滅してしまうかもしれないと危惧します。
しかし、今はマルガムに対峙するしかありません。
りんねたちは心が折れてしまった宝太郎には連絡せず、現場に向かうことにしたのです。
見どころ その2:宝太郎の体内に宿るケミーを狙うギギスト!
パンケーキには母子の思い出があったのです。それは、宝太郎の父がいなくて寂しいときに2人で食べた思い出でした。
宝太郎もその記憶を蘇らせ、パンケーキを口にして少しだけ笑顔を見せました。
珠美は「何かなくしたものがあったとしても、宝太郎にはまだたくさんの宝物があるはずだ」とはげまし、宝太郎はあらためてホッパー1の存在に気づかされます。
冷たい態度をとったことをホッパー1に謝ろうとカバンの中を見たところ、そこにホッパー1の姿はなく、宝太郎はホッパー1を探すため、あわてて店を出ていきました。
そのころ、マジェード=りんねはアントルーパーのマルガムと戦っていましたが、ケミーが消えてしまうことを恐れて戦うことができず防戦に徹していました。
蓮華や錆丸は人々を避難させていますが、アントルーパーのマルガムは分身し、アント兵隊が蓮華と錆丸を襲いはじめます。
蟻酸攻撃を繰り返すアントルーパーのマルガムに対し、それでもマジェードは思うように戦うことができずにいます。
その戦いを傍観していたクロトーは「自分も出る」とギギストに進言、しかしギギストはこれを制します。
ギギストの目的はあくまでも宝太郎の体内に眠っている卵のケミーで、ほかの仮面ライダーには興味がないのです。
ギギストの言葉によれば、「宝太郎がもつガッチャードライバーは体内で眠るケミーを素材として錬成されており、宝太郎が仮面ライダーに変身する力もケミーの力によってもたらされている」というのです。
そして、何度も変身を繰り返した宝太郎は、今深くケミーと融合している状態だとギギストは見透かしていました。
そして、ギギストは宝太郎の心を冥黒に染めることで体内のケミーをマルガム化させ、ケミーが消滅したところで剝き出しになった石を手にしようとしているのです。
そんなギギストの悪計も知らずにホッパー1を探し続ける宝太郎が心配です……!
見どころ その3:冥黒に染まってしまったホッパー1がマルガムに!
そこには倒れているマジェードとアント兵隊たちに圧されている蓮華と錆丸の姿がありました。
アントルーパーのマルガムがマジェードに追撃、りんねは変身解除してしまいます。
りんねの危機に、仮面ライダーガッチャード ライトニングジャングルに変身した宝太郎はやむなくアントルーパーのマルガムに立ち向かっていきます。
しかし、まともに戦うことができないガッチャードはアントルーパーのマルガム、アント兵隊の攻撃に対し、防戦する一方でした。
そして、総攻撃がガッチャードに向けて放たれようとしたそのとき、間一髪駆けつけた仮面ライダーヴァルバラド=黒鋼スパナとミナトによってマルガムは一瞬にして倒されてしまったのです。
「ケミーよりも生徒たちの命が大切だ」というミナトでしたが、アントルーパーは予想どおり消滅、白化してしまいました。
そこにやってきたのが、黄色い花を見つけて戻ってきたホッパー1です。
この機を待っていたギギストは、宝太郎の目の前でホッパー1を冥黒に染めてマルガムに変貌させてしまったのです!
苦悶しながらも攻撃を繰り出すホッパー1のマルガムに圧倒されたヴァルバラドは変身解除、りんねやミナトたちも衝撃波で吹き飛ばされてしまいます。
宝太郎はホッパー1のマルガムを抱きしめ、自分を攻撃して苦しさから開放されるならとその身を挺しますが、その傍らで逃げ遅れた幼い男の子の泣き声に気づいたホッパー1のマルガムは、本能的に攻撃の標的を移したのです。
宝太郎は男の子とその母親を守るべく、やむなくアイアンガッチャードに変身、攻撃する直前のホッパー1のマルガムに必殺のパンチを放ちました。
母子は無事でしたがホッパー1のマルガムは爆発し、爆炎がおさまるとそこには白化したホッパー1の姿が!
絶望し、悲しみに支配された宝太郎を見てとったギギストは、宝太郎がマルガムとなることを期待しています。
しかし、ギギストの予想を裏切り、宝太郎の身体が謎の光に包まれてその場から消えてしまったのでした。
そして巨大な卵が出現し、宝太郎は……どうなってしまうのか次回が待ち遠しいですね!
『仮面ライダーガッチャード』クイズ
パンケーキの思い出に登場した幼い宝太郎が描いていた絵は何?
①ホッパー1の絵 ②母の似顔絵 ③父の似顔絵