12月23日 ウルトラマンゼロが新たな仲間とベリアルに挑む!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月23日(2010年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月23日」(2010年)。
ゼロがウルティメイトイージスを装着した、ウルティメイトゼロの姿
©️円谷プロ PHOTO/講談社
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』は、2010年12月23日より上映が開始されたウルトラマンシリーズ45周年記念となる劇場用作品。前年の2009年12月に上映された『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で初登場した「ウルトラマンゼロ」が主人公となっている。無数にある多次元宇宙・マルチバースの設定が取り入れられ、別次元の宇宙(アナザースペース)、惑星を舞台に過去の円谷作品の“あのヒーロー”をモチーフにしたキャラクターも登場する。

ある日、ウルトラの星が襲撃を受けた。ゼロは新たな脅威と戦うため、単身アナザースペースへと飛び込むが、そこでは倒したはずのウルトラマンベリアルが大艦隊を率い、カイザーベリアルとして君臨していた。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ゼロがアナザースペースへと飛び立つ!

2010年12月23日は映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の上映がスタートした日。

光の国が謎の勢力から襲撃を受けた。敵の残骸を調査すると、別の宇宙へと続くマイナスエネルギーの波動が検出される。そして、光の国の技術をもってしても、別の宇宙へ行くことのできる人員はたったひとりだった。自ら志願したウルトラマンゼロは、ウルトラセブンからウルトラゼロブレスレットを授かりアナザースペースへと飛んだ。

ゼロは助けを呼ぶ声を察知し瀕死の重傷を負った青年・ランと一体化する。その宇宙では、かつてゼロが倒したウルトラマンベリアルがカイザーベリアルとなって大艦隊を結成。宇宙を支配し、光の国への復讐を計画していた。

ゼロはランの弟のナオ、ベリアル軍に故郷を襲撃されたエメラナ姫、宇宙船ジャンバードとともに、宇宙を救うと言い伝えられる「バラージの盾」を探す。
「バラージの盾」を探す、エメラナ姫(左 演:土屋太鳳)、ナオ(中央 演:濱田龍臣)、ウルトラマンゼロと一体化しているラン(右 演:小柳 友)の3人
©️円谷プロ
自由を愛し、ベリアル軍に抵抗する「炎の海賊」とその用心棒であるグレンファイヤーの捨て身の攻撃に助けられ、「鏡の星」にやってきたゼロたち。そこで、ベリアルの闇に侵されたミラーナイトから攻撃を受けるが、ゼロはミラーナイトを正気に戻し、ついにバラージの盾へとたどり着く。そこには、バラージの盾とウルトラマンノアの石像があった。ナオは、胸に下げていたかけらをバラージの盾にはめるが、バラージの盾は崩れ落ちてしまう。
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