あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月2日」(1968年)。
爆発を起こした地球防衛軍・月世界基地の調査に向かったダンとキリヤマ隊長。さらに、宇宙ステーションV3からもクラタ隊長とシラハマ隊員が現地に向かった。しかし、そのシラハマは3年前にキリヤマたちに全滅させられた宇宙艦隊の生き残りがなりすました姿であった。すべては、キリヤマとクラタに復讐するための罠だったのだ。
月に向かったウルトラホークに謎の不具合が多発
そんな中、地球防衛軍の月世界基地が謎の爆発を起こしたという連絡が入り、ふたりは現場に向かうことに。また、ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長とダンも調査に向かうことになる。キリヤマとクラタは士官学校以来の親友であり、3年前にはともに宇宙艦隊を壊滅させる活躍を見せていた。
月に向かったウルトラホーク1号だったが、なぜか空気調節器のコックがあけられ、大量の酸素が機内にながれる、加速管が故障するといった不具合が相次いで発生する。しっかりと点検していたダンは不審に思うが不具合は続き、ついに作戦室との通信も不能になってしまった。
ウルトラホーク1号は、ひとまず補助ロケットで月面に向かう。