3月18日 ウルトラマンマックス デロスの民が環境破壊を続ける人類に警告する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月18日(2006年)

テレビマガジン編集部

カイトとミズキがデロスとの交渉に向かう

ヒジカタ・シゲル隊長は、デロスと交渉を行うことを決定。カイトとミズキはドリルタンク形態に換装したダッシュバード3号で地底に潜った。道中で、カイトはミズキを励まし、そしてマックスが地球を去ろうとしている今、自分たち自身の力で未来を変えなくてはならないと心に決めたのだった。

すると、コクピット内に警報が響く。突然岩盤が無くなり、カイトたちは巨大な空洞の中に落ちてしまった。ドリルタンク形態に換装したダッシュバード3号は飛行能力がなく、ミズキはなんとかスラスターを噴かせて機体を安定させようとするが、機体は激しく横転してしまった。

カイトは意識を取り戻すも、ミズキは気を失ったままだ。しかし、タイムリミットが迫っており、カイトはミズキを寝かせて大声を出し、地底世界にいると思われるデロスに交渉を行おうとする。しかし、地底世界では無数のロケットのようなものが、次々と地上に向けて飛び立っていく。攻撃が開始されると考えたカイトはマックススパークを取り出すが、地球人同士の戦いに加担することはできないと、マックスから変身を拒否されてしまう。さらに、人間大のサテライトバーサークが現れる。ミズキが意識を取り戻し、密閉されたこの空間でダッシュバード3を自爆させると脅すと、サテライトバーサークは目的を語り始めた。
地底世界でカイトたちが出会った、サテライトバーサーク  ©円谷プロ PHOTO/講談社
彼はデロスを守護するロボットで、デロスは人間の経済活動によるオゾン層の破壊が原因で、滅びようとしていると言う。一方、各国のUDF基地は、地下から出現したロケットに破壊され、そのロケットは塔に変形。それは、地球の大気を太古のものに戻そうとしていた。デロスを守るために発動されたバーサークシステムはもう止められない。瀕死の重傷を負っていたミズキはそれを聞き、意識を失ってしまったのだった。

機械獣 スカウトバーサーク

マックスのデータ収集が目的のため、積極的な反撃や抵抗は行わなかった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
機械獣 スカウトバーサーク

全長/56メートル
体重/6万3000トン

バーサークシステムのひとつで、ウルトラマンマックスの能力を探るために送り込まれた。胸の円形のパーツからビームを発射し、長い両腕で格闘戦を行う。

登場エピソード:『ウルトラマンマックス』第38話「地上壊滅の序曲」(2006年3月18日放送)
脚本:小中千昭/監督・特技監督:八木 毅

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3月18日はカイトとミズキがデロスと交渉を行った日

3月18日は、突如謎のオートマトンが現れ、カイトとミズキがデロスとの交渉に向かったエピソードの日。『ウルトラマンマックス』最後の敵は宇宙からの侵略者ではなく、地底に住む同じ地球人でした。果たしてカイトはデロスと対話し、未来を摑むことができるのか!?

『ウルトラマンマックス』最終回はこちら!

※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。