4月23日 ウルトラマンネクサス ジュネッスブルーがグランテラを撃破する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月23日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月23日」(2005年)。
グランテラと戦うウルトラマンネクサス ジュネッスブルー  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、スペースビーストを撃退するナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

姫矢 准の光の力は、新たなデュナミストである千樹 憐(せんじゅ れん)に受け継がれた。アメリカのダラスからきたらしい憐は、孤門には普通の明るい少年に見えたが、なぜか地球解放機構TLT(ティルト)のデータベースには、憐のデータが重要機密としてパスワードがかけられている。憐の秘密とは? そして、孤門たちは新たに出現したスペースビースト・グランテラに勝利することができるのか!?
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

憐の秘密に迫る孤門

2005年4月23日は『ウルトラマンネクサス』第28話「再会 -リユニオン-」が放送された日です。人々からスペースビースト事件の記憶を消すMP(メモリーポリス)に所属し、憐を監視する任務についていた野々宮瑞生はトラブルにより監視対象である憐と接触をしてしまった。そのことを上司の首藤沙耶に報告し、自分を任務から外すよう懇願する瑞生だったが、そこにTLTの管理官である松永要一郎が現れ、任務を続行するよう指示を出す。松永には、ふたりの接触は計画どおりであるようだった。

一方、パスワードがわからず、憐のデータベースにアクセスができなかった孤門だったが、憐がつけていた指輪に文字が刻まれていたことを思い出し、試しにそれを入力。すると、アクセスが可能になった。そこには、「プロメテウスプロジェクト」の文字と、憐を含む複数の人物の写真が表示される。すると、TLTの作戦参謀である吉良沢 優が現れ、「いずれ孤門は見つけるだろうと思っていた」と言い、憐の秘密について語りはじめる。

憐たち「プロメテの子」は優秀な遺伝子を組み合わせて生まれたハイブリッド新生児であり、TLTの下部組織である、とある医療研究アカデミーが生み出した存在だという。憐は海洋学を学んでいたが、1ヵ月前アメリカのダラスにある寄宿学校から姿を消したらしい。憐がウルトラマンネクサスの光に導かれ、日本にやってきたのだと考える孤門。しかし、優はその考えを否定し、これ以上憐に近づかないほうが良いと一方的に警告して姿を消したのだった。
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