ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 もっふん好き! リタとヒメノの共通点って?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第16話】

テレビマガジン編集部

カグラギとその妹スズメが対面した第15話に引き続く第16話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!

裁判長となったリタが初めて裁いた男とは…?

リタは、自分の心情をもっふんに語りかける  ©テレビ朝日・東映AG・東映
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シュゴッダム国王ラクレス・ハスティーの人質となっていたカグラギの妹スズメを救出すべくギラはシュゴッダムに向かい、時を同じくしてカグラギもスズメとの再会を果たしますが、ラクレスに執心のスズメに拒否されてしまいました。

一方で、蜘蛛男ジェラミー・ブラシエリの仲介で人間とバグナラクとの和平の道が開かれようとしていたのですが……。

そんな折、ゴッカンの王リタ・カニスカは、裁判長になって15年の記念日を明日に迎えようとしていました。

リタお気に入りの『もっふんといっしょ』のキャラクター人形「ちびもっふんプレミアム」の入荷に合わせ、イシャバーナへ出張しようと誘う側近モルフォーニャでしたが、リタは明日だけはダメだと断ったのです。

そしてリタは、初めて人を裁いた10歳のころの記憶を思い起こします。

ゴッカン・ザイバーン城の王の間において、玉座に座る幼いリタは被告人シロンに対して「殺人罪で、終身刑」と震える声で判決を下したときのことです。

シロンは今もザイバーン城の牢に収監されており、毎年1回、シロンの主張を確認する供述聴取会が開かれるのでした。

シロンは、ゴッカンの前王であり前裁判長カーラスの夫で、元医者でした。そのシロンが妻であるカーラスに毒を飲ませて殺害したと自供しているのです。

しかし、リタはシロンの自供が腑に落ちずにいたのです。

そういえばヒメノの両親が殺された「神の怒り」事件も15年前、しかも毒によって命を奪われたという共通点があったからです。

さらに自分がなぜ前王に後任として指名されたのか、その理由を探るため、リタはイシャバーナへ向かうのでした。

暗躍するヲゲラジーム!

宰相カメジムの命を受け、ヲゲラジームはシロン暗殺に向かう  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
イシャバーナに着いたリタは、転売屋から押収した「ちびもっふんプレミアム」を不本意ながらもヒメノ・ランに返却しつつ、15年前の事件についての経緯を話します。

そして前国王が殺害された際に使われた毒が入っていた瓶を差し出し、その分析を依頼するのでした。

ふたたびシロンの供述聴取会が開かれました。

あいかわらず前国王カーラスを亡きものにしたことに間違いないと宣言するシロンの前に、証人としてヒメノが姿を現します。

イシャバーナの最新医療技術で、あらためて犯行に使われた毒を解析した結果、ゴッドスコーピオンの毒と同じものだと判明したのです。

しかもスコーピオンの毒が記録されたのは後にも先にも15年前の「神の怒り」事件のときのみだったのです。

つまりシロンはヒメノの両親を殺した人物とつながりがある──これを突きつけられたシロンは、ついに真相を告白しはじめます。

「神の怒り」は災害ではなく、人が起こした事件であること、しかしその罪をカーラスは裁くことができず、自分が殺されたと見せかけて自ら王の座を降り、犯人を封印したというのです。

カーラスの生死は不明ですが、スコーピオンの毒をわざと証拠の中に残しておき、リタが毒の秘密を暴いたとき、その真実を明かそうと思っていたのでした。

真相は明らかになりましたが、シロンの聴取会を注視していたのが地帝国バグナラクです。

宰相カメジムはあらかじめ、ヲゲラジームをゴッカンに潜入させていたのでした。

ヲゲラジームは囚人に紛れ込み、監獄から外へ出ることがあったときはシロンの命を奪うよう命令を受けていたのです。

そして無罪放免となったシロンにヲゲラジームが迫ったのです!

果たしてシロンの運命やいかに!
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