ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 カグラギの妹奪還にギラが奔走!

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第15話】

テレビマガジン編集部

ジェラミーとヒメノが和解した第14話に引き続く第15話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!

カグラギの妹・スズメ奪還に向かうギラと、暗躍するバエジーム!

殺戮を好むバエジームはシュゴッダムへ向かった!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
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王たちの因縁も、その歴史も、すべては15年前の「神の怒り」事件が発端であったことが明らかとなりました。

当初はジェラミー・ブラシエリの挑発により暴走したヒメノ・ランでしたが、二人は和解し、ヒメノは民を想う心を取り戻しました。

その裏では、ラクレスとカグラギが何やら密談をしています。

ラクレスはカグラギに向かってジェラミーとの面会を依頼。どうやらカグラギは妹のスズメがシュゴッダムに幽閉されているため、ラクレスの命にはそむけないようです。

トウフへ戻ったカグラギはジェラミーと会い、ラクレスとの面会を願い出ます。その際、カグラギは妹・スズメの事情を語り始めました。

15年前の「神の怒り」事件によって世界は食糧難に陥り、当時の王が食料を独占、民は飢餓に苦しみました。

そこで立ち上がったのがカグラギだったのです。民のため反乱を起こし、革命によってトウフの王となったのでした。

力を欲したカグラギはラクレスと交渉し、トウフにデミシュゴッドを優先的に輸出する契約を取り付けたのですが、その条件としてラクレスは、カグラギのただひとりの家族である妹のスズメの身柄を要求したのです。

建て前上はラクレスの婚約者候補となっていますが、実際は人質として囚われているのです。

これを聞いたギラは、スズメの強奪をヤンマたちに提案します。溺愛する妹が戻ってくればカグラギはギラに服従し、ラクレスに屈辱を与えることができるとうそぶきますが、要はカグラギも妹スズメも助けてやりたいというのが本心のようです。

そのころバグナラクでは秘宝奪取を目論み、残忍な怪ジーム、バエジームが宰相カメジムの命を受け、基地を出立したのです。

カグラギの妹・スズメの本心とは…?

ダンゴタクシースーツをまとってシュゴッダム城に潜入していたギラは、現れたサナギムと交戦する!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
ギラ一行はスズメを救うべくシュゴッダムにやってきました。しかしヤンマ、リタ、ヒメノたち王が不法侵入するわけにはいきません。

ここはギラが城に潜入するのが得策と、ギラはヤンマが用意したンコソパのテクノロジー、イシャバーナの職人技術、さらにゴッカンの防寒技術を結集させた潜入用の擬態スーツ=ダンゴタクシースーツをまといます。

ところがこのスーツがとにかく暑く視野も狭い。さすがのギラも困惑しています。

一方、カグラギは約束どおりジェラミーを連れてラクレスと接見していました。

ラクレスは意外にも、人とバグナラクとの和平をジェラミーに持ちかけるのでした。

それはジェラミーも望むところ、即座に交渉のセッティングを引き受けようとしますが、その条件としてカグラギの妹スズメの解放を提示します。

これにはカグラギも感激しますが、ラクレスはその願いは叶えられないという言葉を投げかけます。その理由はスズメ自身の問題だと言い、自分の目で確かめろと、スズメのいるコーカサス城の離れの塔へとカグラギを案内しました。

するとこのスズメ、どうやらすっかりラクレスに心を奪われてしまったようで、せっかく迎えにきたカグラギに対して、シュゴッダムでラクレスとともに永遠の眠りにつくのが自分の望みだと、トウフに帰国することを拒んだのです!

バグナラクとの和平にシュゴッダムの属国としてトウフを加えるというラクレスの甘言に、カグラギも従おうとしますが、事情を聞きつけてやってきたヤンマ、ヒメノ、リタたちは蚊帳の外にされ不服な様子。

そんなときに現れたのがバエジーム率いるバグナラク軍です。

シュゴッダムの民を襲い始めたバエジームに対し、カグラギはいち早く防衛に向かい、塔に潜入していたギラも王鎧武装して立ち向かっていきました。
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