『ウルトラマントリガー』は新旧要素がブレンドされたハイブリッド!

『講談社MOOK ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』よりぬきコラム【第24回】

テレビマガジン編集部

大ヒットした『ウルトラマンティガ』(1996年)から25年、『ウルトラマントリガー』は『ティガ』とは別の次元を舞台として、『ティガ』をリスペクトしつつもまったく違う物語が展開されました。

そのリスペクトされた部分としては、

①映画『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』に登場した「闇の巨人」に準ずるキャラクターがレギュラーの敵として登場(名前もカーミラ→カルミラ、ダーラム→ダーゴン、ヒュドラ→ヒュドラムとそれぞれ近しいものに)。

②初期のタイプチェンジがマルチタイプ、パワータイプ、スカイタイプで、それぞれの必殺技名(ゼペリオン光線など)が同じ。

③防衛チームの戦艦名がアートデッセイ号→ナースデッセイ号。

④第1話の怪獣が超古代怪獣ゴルザ、超古代竜メルバ→超古代闇怪獣ゴルバー(ゴルザとメルバが融合している、と作品内で言及されます)

などがあげられます。
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