マクロスが自動変形!? 歴代バルキリーの展示も! マクロス展がアツい!

「超時空要塞マクロス展」inマルイシティ横浜 詳細レポート!

テレビマガジン編集部

歴代「マクロス」シリーズのパネル展示も

▲歴代「マクロス」シリーズ40年の歩みを体験できるパネル展示。
さらに会場を進んで行くと、『超時空要塞マクロス』から『超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN-』、『マクロスプラス』、『マクロス7』、『マクロスゼロ』、『マクロスF』、『マクロスΔ』という歴代「マクロス」シリーズのパネル展示が登場。キービジュアルや設定画によって、「マクロス」シリーズの積み重ねられた膨大な歴史を一挙に体験できる。
▲初代バルキリーである『マクロスゼロ』のVF‐0 フェニックスから可変戦闘機の歴史はスタート。
▲最新作『マクロスΔ』、そして劇中の歴史では最も未来の『超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN-』までの機体を展示。

フィナーレを飾るのは、歴代バルキリーの立体物群

▲VF‐1 バルキリーの変形プロセスを再現した展示は、構造の見事さに目を奪われる。
そして展示のフィナーレを飾るのが、ほぼ1/60スケールで統一された歴代バルキリーの立体物群。初代VF‐0に始まり、VF‐31AXにつながる流れは、作中の開発史ごとにまとめられたもの。会場を進むと同時に、バルキリーの進化の歴史を辿ることができる展示になっている。
▲会場の最後にあるショップでは、本イベントだけのオリジナルアイテムのほか、「マクロス超百科」も購入可能。
「マクロス放送40周年記念 超時空要塞マクロス展」は、貴重な資料の展示や自動変形するSDF‐1 マクロスの展示などのほか、オリジナルグッズの販売などもあり、非常に見どころの多いイベントとなった。

展示会を訪れて感じるのは、「マクロス」シリーズが積み上げてきた歴史の重さだ。ラブストーリーと宇宙戦争を等価ととらえて構成されたストーリー、可変メカ・VF‐1 バルキリーやSDF‐1 マクロスをはじめとするリアルなメカニック群、そして劇中の重要な要素として「歌」を取り入れたことは、アニメーションにおける革命だったといえる。

「マクロス」シリーズの歴史を振り返るとき、手元に置いておきたい一冊が、2022年10月28日に刊行された『マクロス超百科』。「マクロス」シリーズ各作品の誕生秘話や企画意図やコンセプトをはじめ、原作者の一人である河森正治氏直筆の企画書や絵コンテ、ラフデザインなどを交えて解説。「マクロス」シリーズの入門に最適なガイドブックとなっている。

まだまだ続く40周年という記念イヤーに、「マクロス」シリーズの新たな扉を開いてみてはいかがだろうか?
【開催情報】

「マクロス放送40周年記念 超時空要塞マクロス展」

開催期間:2023年3月24日(金)~4月9日(日)
開催場所:マルイシティ横浜 7F イベントスペース
営業時間:10:30~19:30 ※最終入場は閉店30分前まで
入場料:一般 税込700円(入場特典付) 小学生以下無料

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『超時空要塞マクロス』から最新作『マクロスΔ』まで、映画版やOVAも含め、すべてを網羅したデカルチャーな超百科です。
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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。