井上正大が仕掛ける特撮番組『PINKの特撮』 ファンも参加で熱い!

YouTube発! 世界を駆け抜けるPINKのヒーロー!

テレビマガジン編集部

仮面ライダーディケイドこと井上正大さんの、『PINKの特撮』へのこだわりとは? 左が高橋健さんデザインの、PINKの主人公ヒーローだ!
今、これまでにない形の特撮ヒーロー番組が誕生しようとしていることを、テレビマガジン編集部がキャッチした。その名も『PINKの特撮創る』!

2021年4月からYouTube『GGEチャンネル』で制作過程を配信し、さらにその中でファンの声を次々と取り入れていくという斬新なスタイルで制作が進行中。

仮面ライダーとも戦隊ヒーローとも違う、まったく新しいヒーローを生み出すというプロジェクトだ。この特撮番組を中心となって進めているのは、仮面ライダーディケイドの主演俳優:井上正大さん。

共に『GGEチャンネル』を運営する佐藤大介さんとご一緒に、熱い想いを語っていただきました!
井上正大さん(右)と佐藤大介さん(左)
撮影/神谷美寛
『PINKの特撮創る』プロジェクトとは?

YouTube配信番組『GGEチャンネル』内で2021年4月からスタートした、まったく新しい特撮ヒーローを創ろうというプロジェクト。

仮面ライダーディケイドや牙狼<GARO>神ノ牙-JINGA-の主演俳優・井上正大(いのうえ まさひろ)さんが発案し、これまでに番組内で交渉した仮面ライダーアギトの賀集利樹さんや仮面ライダーナイトの松田悟志さん等の出演が決定。

脚本に牙狼シリーズの田口恵さん、ヒーローデザインにも牙狼シリーズの高橋健さんを迎えるなど、ノースポンサーのYouTube番組とは思えない錚々たるメンバーにて完成に向けて進行中!

お世話になったこの特撮業界に、何かできないかなって。

制作に携わったが故に「これ、やっぱりイチから全部創ってみたいな」って。(井上さん・左)
撮影/神谷美寛
編集部:まず、『PINKの特撮創る』というプロジェクトは、どういったお気持ちではじめられたのでしょうか。

井上正大さん(以下井上さん)特撮にはすごいお世話になっていて、仮面ライダーですとか牙狼<GARO>ですとか、ゼブラーマンとか……いろいろ出させていただいていて。

ふと芸能人生を振り返った時に「特撮で何か残したいな」って、ちょっと思っていたんです。

きっかけとなったのは『牙狼<GARO>神ノ牙-JINGA-』で、けっこうドラマ制作のほうも携わらせていただいていたというのがあって、1話監督させてもらったりとか。あとは脚本もシリーズを監修させていただいたりとかして。

そこで制作に携わったが故に「これ、やっぱりイチから全部創ってみたいな」っていう気持ちもあり。

仮面ライダーシリーズが50周年を迎えたということで、僕らも何かやろうかな……って思った時に、今舞台がコロナウイルスの関係で厳しいじゃないですか。何か作品を残すっていうことで、じゃあYouTubeドラマで特撮を創ろうということからはじまったんですけど、今までに無い特撮を創りたいなと思いまして。

仮面ライダーとか牙狼とかいろいろやってきたので、全然違うものを創ろうっていう意味を込めて、まあディケイドってマゼンタですよね。ピンクじゃないじゃないですか。ピンクとマゼンタ全然違うじゃないですか。

そこが違うっていうことで、けっしてディケイドやるわけじゃないよということで、『PINKの特撮』っていうところからスタートしました。

佐藤大介さん(以下佐藤さん)散々、今まで僕らのチャンネルでも、マゼンタに対してすっごく強く強く言っていたのを、今回はピンクに対して強く言って、シフトチェンジというか。そこがはじまりですね。

井上さん:だからはじめた理由は、半分はノリです(笑)。でも舞台とか作る時も、もう半分以上ノリなので今回はまだ半分ですね。

ほんとうにお世話になったこの特撮業界に何かできないかなって。それで僕は特撮創るっていう選択肢になったということですね。それを、まずどうしようかなって最初に話したのが大介です。

佐藤さん:まず、やりたいなっていう話が来て、やるよどうするかっていうことでいろいろ監督さんだったりとか、次は誰を呼ぼう誰を呼ぼうっていうのを全部動画にしようじゃないかということで、ああいう感じに1個ずつ裏側を見せていくような形作りになりました。
「特撮で何か残したいな」って、ちょっと思っていたんです。(井上さん)
撮影/神谷美寛
編集部:第1回目のYouTubeの配信からしだいに形が作られてきた中で、『PINKの特撮』に対する想いの強さに変化はありましたか?

井上さん:逆にこの想いをどれだけ再現できる人たちが集まってくれるかなっていうので、そこが心配ですね。

作品をやると、キャストの方を見られがちじゃないですか。このキャストがいいからこの作品いいって一般視聴者の方って思いがちですけど、でもそれは違っていて。スタッフさんとかプロデューサーとか制作陣がいいわけですよ。まず、前提として。

いちばん最後にキャストじゃないですか。そこのすごさっていうのが、この『PINKの特撮創る』プロジェクトを通じて僕らは痛感しているところです。
次のページへ お客さんと一緒に創っているっていう感じがするのもいいですね。
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