バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 お金の重さを思い知らされたブンブンジャーに勝機はあるのか?
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第19話】
2024.07.07
ブンブンとビュンディー、アマノガワサーキットの因縁とは?
織姫と彦星が描かれたイラストを見て、職務中しか会えないブンドリオ=ブンブンと自分を彦星と織姫に置き換えていたのだ。
すると、どこからか子どもたちの歓声が聞こえてきた。見ると、焔 先斗(ホムラサキト)とビュン・ディーゼル=ビュンディーが子どもたちに囲まれているではないか。
人目につく場所で地球人と宇宙人が仲良く並び歩くのはうらやましい……ではなく、注意に欠けると𠮟りつけた瞬間、サキトとビュンディーが腹の音とともに倒れた。双方ともガス欠になったのである。
シラベによって届け屋に連れてこられたサキトとビュンディーは、ブンブンが作ったカレーライスを何杯も平らげ、腹を満たしたようだ。
サキトは、ハシリヤンからの報酬を取りっぱぐれて一文無し。範道大也(ハンドウタイヤ)が困ったらいつでもこいと言うと、手懐けてハシリヤンの内情を聞き出そうという魂胆かと突っかかるサキト。
しかしカレーに関しては気に入った様子で、気が向いたら教えてやるというサキトの態度に、タイヤもそれでいいと微笑む。
飾られていた笹を見つめるビュンディーが、実にロマンでカオスな習慣だと七夕への想いを告げると、天の川には嫌な思い出があるとブンブンは反応した。
ブンブンはアマノガワサーキットでのレースのことを思い出していたのだ。ビュンディーはそんなことは忘れてしまえばいいと言うが、ブンブンは忘れられるわけないと一触即発の空気に。
気を遣ったサキトがビュンディーを外へ連れ出したところで、タイヤたちはブンブンに理由を聞いた。
アマノガワサーキットは、ビッグバン・グランプリの予選が行われたレース場だった。
トップはブンブントレーラー(ブンブン)、2位につけていたのはビュンビュンマッハー(ビュンディー)。最大の難所である天の川をブンブンは安全な道を選んで迂回したのだが、ビュンディーは躊躇せずジャンプで渡り、結果、ビュンディーが勝利したのであった。
ブンブンは飛ぶことを怖れて勝利を逃してしまったことを今でも引きずっていたのである。
そのとき、シラベのスマホにハシリヤン出現の知らせが入った!
グルマネー札を吐き出すATMグルマーに大苦戦!
給料を引き出そうとしたサラリーマンの姿を認めたサンシーターは、ATMにイグニッションキーを挿し、苦魔獣ATMグルマーへと変貌させたのだ。
人々を追い立てるATMグルマーはお金の重さを思い知れと、口から「グルマネー札」を発射、人々に降り注いだお札は巨大な札束に代わり、押しつぶしていく。巨大な札束は消失するが、起き上がれない人々からはギャーソリンが立ち上ったのだ。
いち早く現場に駆けつけたサキトはビュンビュンコントローラーでブンバイオレットにチェンジ、追随した志布戸未来(シフトミラ)、阿久瀬 錠(アクセジョウ)、振騎玄蕃(ブレキゲンバ)は頭の札を剥がして人々を救っていった。
さらに遅れてやってきたタイヤと鳴田射士郎(メイタイシロウ)とともにブンブンチェンジし、ATMグルマーと戦いを繰り広げる。
ATMグルマーが発射するグルマネー札を斬り、撃ち落としていくブンブンジャーだったが、空振りしたミラ=ブンピンクの額に札が貼り付いて、たちまち巨大な札束に押しつぶされてしまった。
イシロウ=ブンブルーは、グルマネー札の重さは個人資産に比例しており、だからバイト代が入ったばかりのブンピンクは札束に潰されたのだと分析。だとしたら資産家のタイヤ=ブンレッドに札が貼り付いたらそれこそぺちゃんこになってしまう。
ここは一文無しのブンバイオレットが自分に任せろと、ブンレッドを届け屋本部へと避難させたのだ。
さらに、プロテインとダンベルを買ったばかりでお金がないジョウ=ブンブラックを盾にして、背後からATMグルマーを狙い撃ち、撃破することに成功したのであった。
しかし、ATMグルマーから噴き出したギャーソリンに向けて、ヤルカーがハイウェイ光線を発射、ギャーソリン体は巨大ATMグルマーとなり暴れ出した!