九堂風雅とグリオンを決闘させる冥黒王ガエリヤ! そして仮面ライダートワイライトマジェードが誕生!

3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第48話】

テレビマガジン編集部

アトロポスのモデルが九堂りんねであることがわかった第47話に引き続く『仮面ライダーガッチャード』第48話を、TELEMAGA.netが独自に注目した「見どころ」と、要チェックポイントに注目しつつ、本エピソードを振り返ってみましょう。コレを読んだら思わず本編をもう1回見たくなることまちがいなし!
▼第47話はこちら!

見どころ その1:ガエリヤの策略に堕ちたグリオンと風雅が決闘!

ガエリヤのもとを訪れた風雅とグリオンだったが、ガエリヤによってふたりの指輪は銃と弾丸に錬成され決闘することに!  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
冥黒王を倒すため、命を賭けて101重錬成を行おうとした黒鋼スパナに対し、一ノ瀬宝太郎はスパナを死なせたくないという思いから衝突、全力でぶつかった結果、宝太郎が勝利しました。

しかし、すべては冥黒王ガエリヤが仕組んだ罠だったのです。アトロポスを手中にしたガエリヤは、そのモデルとなった人間の力をアトロポスに吹き込み、究極の人工生命体に変えようとしていました。

そして、そのモデルとなった人間こそ九堂りんねだったのです。

ガエリヤが儀式を行った途端、りんねは苦しみ出し、宝太郎たちの目の前でその体は光に包まれ消えてしまいました。

りんねの手に浮かんでいた紋章から、宝太郎たちはガエリヤの仕業であると察知し、りんねを探しに向かったのです。

時を同じくして、りんねの父である九堂風雅のもとにグリオンが訪ねてきました。

グリオンのただならぬ様子に実験室へと迎え入れた風雅に対し、グリオンは事情を語り始めました。

冥黒王ガエリヤの目的は、アトロポスを究極の人工生命体にすることでした。

その素材となるのは、アトロポスのモデルとなった人間・九堂りんねであり、ふたりの命がひとつになったとき、りんねは死に、アトロポスは自我を失い殺戮マシンになってしまうというのです。

グリオンは、「自分にとってアトロポスはただひとつの光だ」と、風雅に助けを乞いにやってきたのでした。

グリオンの必死の様子を見た風雅は、ふたりで力をあわせることを約束、グリオンとともにガエリヤのもとへと向かったのです。

しかし、ふたりがくることを予知していたガエリヤは、りんねとアトロポスを不思議な力でカードに変え、さらに風雅の昔の家を錬成して風雅とグリオンを閉じ込めました。

ガエリヤは風雅とグリオンの足を拘束し、さらにふたりの指輪を素材として銃と弾丸を錬成したのです。

見どころ その2:風雅とグリオンとの決闘の先に訪れたものは…?

宝太郎は決闘に必要なものしか空間に入ることができないことを悟り、ガッチャード バレットチョウチョウワイルドに変身した!  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
そしてガエリヤはこう言い放ちました。「一発の弾丸を込めて、どちらかが死ぬまで互いに撃ち合え」と。「もし逆らうのなら娘たちをすぐにキマイラにする」と迫ったのです。

最初に銃と弾丸を手にしたのはグリオンでした。グリオンはかつて風雅とともに錬金術を探求していたころから、風雅に対してある感情を抱いていたことを吐露します。

それは幼いりんねとの仲睦まじい姿を見て、命を尊ぶ風雅の思想を蔑みつつも、風雅と同じものすべてを欲し、そうしてアトロポスを造り上げたというのです。

そして、グリオンは引き金を引きますが不発でした。次は風雅の番です。

風雅は「優秀だったグリオンを頼る一方で、その心を理解できなかった」と本音を明かし、「それでもアトロポスがたとえホムンクルスだとしても娘を想う気持ちは同じだ」と言いながら引き金を引きますが、これも不発でした。

そこにりんねの居場所を突き止めた宝太郎が駆けつけます。

姿見に風雅たちの様子が映し出されてはいますが、ガエリヤの力によって阻まれて宝太郎は決闘の場に立ち入ることができません。

そして銃は再びグリオンの手におさまり、風雅に別れを告げて引き金を引くと、今度は本当に弾丸が飛び出しました。

銃弾は風雅に向かっていきますが、突然、その弾丸は蝶々に変化したではありませんか!

なんとグリオンが持っていた銃は、ガッチャード バレットチョウチョウワイルドに変わっていたのです。

決闘に必要なもの以外は決闘の場に入れないと悟った宝太郎は、銃型のバレットチョウチョウワイルドとなって空間に入ったのでした。

こうして決闘の場となった空間は解かれ、風雅とグリオンも動けるようになり、アトロポスもりんねも実体に戻ります。

風雅がりんねを抱きしめるのと同じようにアトロポスを抱きしめるグリオンでしたが、グリオンは背後に回した手で錬金術を発動、その途端アトロポスとりんねたちは苦しみ出し、ガエリヤの紋章がグリオンの紋章へと上書きされたのです。

グリオンはガエリヤの術に細工を施し、アトロポスを犠牲にしようとしているのでした。

グリオンはアトロポスを娘のように思って助けようとしたわけではなく、風雅が絶望する姿を見るのが目的だったのです!

見どころ その3:りんねが仮面ライダートワイライトマジェードに変身!

りんねはアトロポスの力を得て、仮面ライダートワイライトマジェードへと変身を遂げた!  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
グリオンの真意を知り、絶望するアトロポスを傍らに、りんねは大量のエネルギーをアトロポスに注入され苦しみながらも、グリオンに憎しみの言葉を投げかけました。

しかし、グリオンは平然と武器を錬成し、風雅に斬りかかったのです。

一方、ガエリヤは、素材であるりんねを狙っています。

ガッチャードはりんねをかばってガエリヤに立ち向かいますが、ガエリヤの力はりんねを上回っており、変身解除させられてしまいました。

疲弊しながらも立ち上がったりんねは仮面ライダーマジェードに変身しますが、ガエリヤに圧倒され変身解除します。そんなりんねを見たアトロポスは、「なぜ人のために必死になれるのか」とりんねに問います。

「皆を笑顔にしたくて錬金術師になったのだ」と、りんねはその決意をアトロポスに告げました。

ガエリヤがりんねにとどめの一撃を放とうとしたその瞬間、アトロポスはりんねと交わした「もう誰も傷つけない」という約束を想起し、「今、その約束を守る」と告げながらりんねをかばい、その姿を消しました。

慟哭したりんねは、ガエリヤに対して怒りのエネルギーを爆発させます。

同時にアルケミスドライバーがマジェスティドライバーへと変化し、ユニコンとザ・サンのカードが黄昏色に染まり、りんねは仮面ライダートワイライトマジェードへと変身したのです。

アトロポスと一心同体となったトワイライトマジェードはガエリヤを圧倒し、必殺のキックでガエリヤを撃破しました。

戦いは終わり、アトロポスは光になって消えていきます。

しかし、グリオンはまだその野望を持ち続けているようです。そして冥黒王ギギストもまた、ガエリヤから飛び散った賢者の石を手中に収め、最後の戦いに挑もうとしています。

はたして宝太郎とりんねたち、そしてケミーに未来はあるのか? 次回も楽しみですね!
『仮面ライダーガッチャード』クイズ

アトロポスを錬成したグリオンは何年前のりんねをモデルにしていた?
①15年前 ②10年前 ③8年前
次のページへ 『仮面ライダーガッチャード』クイズの答え
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