101重錬成を行おうとする黒鋼スパナ! アトロポスをさらったガエリヤの目的とは何か?

3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第47話】

テレビマガジン編集部

ガエリヤの策略によりケミーと仮面ライダーの存在が世間に知れ渡ってしまった第46話に引き続く『仮面ライダーガッチャード』第47話を、TELEMAGA.netが独自に注目した「見どころ」と、要チェックポイントに注目しつつ、本エピソードを振り返ってみましょう。コレを読んだら思わず本編をもう1回見たくなることまちがいなし!
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見どころ その1:101体のケミーの力を得ようとする黒鋼スパナ!

ガッチャードローホルダーに収納されていたライドケミーカードがひとりでに飛び出しスパナの手の中に……  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
一ノ瀬宝太郎と九堂りんねは、記憶を取り戻した悪人たちのマルガムをなんとか倒したのですが、そのとき、黒鋼スパナが世間に向けて会見を始めました。

その内容は、世界を脅かす危険なケミーを廃棄するというものだったのです。

会見が終わった途端、宝太郎のケミーライザーに通信が入ります。相手はスパナでした。スパナは「宝太郎たちが持っているケミーをすべてそろえて、指定する場所までこい」と一方的に命じたのです。

待ち合わせ場所に向かおうとするスパナの前に現れたラケシスは、「ケミーを廃棄すれば仮面ライダーの力も失われ、冥黒王に対抗する術もなくなる」とスパナに詰め寄ります。

しかし、「冥黒王を野放しにはしない」と返したスパナは、ラケシスに何かを告げ、ラケシスにみねうちを食らわせて去っていきました。

スパナが指定した場所には、すでに宝太郎をはじめりんね、銀杏蓮華、鶴原錆丸、ミナト、そして鏡花が待っています。

宝太郎はスパナに説得を試みますが、スパナは聞く耳を持ちません。

すると、物陰に隠れていた錬金術師たちが宝太郎たちを拘束します。スパナが右手を掲げ、黒い炎を燃え上がらせた途端、一同が持っていたライドケミーカードが吸い込まれるようにスパナの手の中に集まっていったのです。

そして、スパナは鏡花に一礼し、他の錬金術師とともに姿を消していきました。

気絶させられていたラケシスはようやく宝太郎たちと合流し、スパナがすべてのケミーを取り込んだ101重錬成を行い、ひとりで冥黒王を倒すつもりでいると、その意図を一同に伝えたのです。

しかし、多重錬成は人間が耐えられるものではありません。スパナは身を呈して冥黒王を倒し、最後はケミーとともに自らも犠牲になるつもりだったのです!

見どころ その2:ガッチャードvs.ヴァルバラドの熾烈な戦い!

黒鋼スパナは宝太郎の説得に耳を傾けず、仮面ライダーヴァルバラドとなってガッチャードと渾身の戦いを繰り広げた!  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
スパナの居場所を探そうとした矢先に、宝太郎の実家であるキッチンいちのせが暴徒に襲われたとの知らせが入り、宝太郎はりんねとともに帰宅します。

宝太郎は母の珠美の無事を知り一安心しますが、そこへ心配した加治木 涼とともに、レスラーGとタッグパートナーだった旭プロレスジムのオーナー・旭 光一郎が訪ねてきたのです。

旭もまたケミーとの記憶を取り戻し、宝太郎との再会を求めてやってきたのでした。そして、宝太郎が悩みごとを抱えていることを旭は悟ったのです。

宝太郎は「スパナの行動を止めたいが、命がけの覚悟を決めたスパナを説得する方法が思いつかない」と旭に打ち明けると、旭は「想いを伝える方法は言葉だけではない、自分の夢の砦を守り抜け」と助言します。宝太郎はその言葉で何かしら決意を固めたようでした。

すでにスパナは、とある荒野で101重錬成の儀式に臨もうとしています。

6枚のケミーカードを取り込み、その体を黒い炎が包みます。魔法陣が浮かんだかと思うとエネルギーがスパークし、スパナが苦悶しているところに宝太郎たちが乗り込んできました。

宝太郎はいきなりスパナの頰を殴り、「なぜひとりで背負おうとするのか」と激昂します。しかし、スパナも「両親が自分を守って死んだように、自分も人々を守る」と説得に応じようとはしません。

両者はもはやこれまでと、ファイヤーガッチャード、ヴァルバラドに変身して戦い始めたのです。

しかし、ヴァルバラドの黒い炎の力はファイヤーガッチャードを圧倒します。宝太郎はレインボーガッチャードにフォームチェンジして熾烈な戦いを繰り広げます。

互角の戦いのなか、双方がダメージを負いながらも必死に説得を試みるガッチャードと、それでもなおかつ争うヴァルバラドでしたが、同時にキックを放ち、ついに勝負は決しました。宝太郎が勝ったのです。

それでもスパナは行く道は変わらないと、宝太郎たちと袂を分かちました……。

見どころ その3:アトロポスを掌握したガエリヤが儀式を始めた!

冥黒王ガエリヤは、アトロポスのモデルとなった人間の力をアトロポスに注ぎ込もうとした!  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
一方、スパナがグリオンの命を狙っていることを察知し、スパナが儀式を行う場を影から見ていたアトロポスは突然現れたクロトーに捕まってしまい、ガエリヤのもとへ連行されていました。

これを見たクロトーは「話が違う」とガエリヤに意を唱えますが、逆に「分をわきまえろ」と叱責されてしまいます。

そしてガエリヤはアトロポスに向かって、「自分の可能性に気づいていない」と囁いたのです。

アトロポスたち人形にはモデルとなった人間がいると語り、そのモデルの力をアトロポスに注ぎ込むべく、ガエリヤは儀式を始めました。

その暁には、「モデルとなった人間は死に、アトロポスは究極の人工生命体となってガエリヤのために働くのだ」というのです。

すると、アトロポスの手にガエリヤのマークが浮かび上がりました。

アトロポスは、自分のモデルとなった人間の存在を知らなかったとみえ、ガエリヤにそれが誰なのかを問おうとしました。

ガエリヤはその問いを聞く前に、モデルとなった人間の名前を知らせたのです。

アトロポスのモデルとなった人間だとガエリヤが口にした名前、それは驚くべきことに九堂りんねだったのです!

時を同じくして、錬金アカデミーにいた九堂りんねが突如苦しみ始めました。

りんねの異変に気づいた宝太郎が駆け寄ると、りんねの手にガエリヤのマークが浮かび上がっているではありませんか!

このままガエリヤの儀式が続けばりんねの命は……どうする宝太郎!? 次回も必見です!
『仮面ライダーガッチャード』クイズ

今回、スパナが101重錬成の儀式で最初に取り込んだ6枚のケミーカードはマッドウィール、ダイオーニ、ガッツショベル、ジャマタノオロチ、ゲキオコプターともう1枚は何?

①ナインテイル ②エンジェリード ③マックラーケン
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