5月11日 ウルトラマンコスモスがムゲラの故郷との宇宙戦争を阻止!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月11日(2002年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月11日」(2002年)。
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こうだい少年の傷を癒やすムゲラ  ©円谷プロ
2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

閉園が間近に迫った遊園地「ファンタジーランド」。そこには、妖精が住むという噂があった。そんな中、巨大なUFOが地球に飛来。防衛軍は攻撃するが、そのUFOは地球に取り残されたムゲラを連れて帰りにきただけだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

遊園地に住む妖精

2002年5月11日は『ウルトラマンコスモス』第45話「遊園地伝説」が放送された日です。今日で閉園になるファンタジーランドに来ていたムサシとアヤノ隊員。ムサシがこの遊園地に住むと言われているムゲラの話をすると、アヤノは幼いころに壊れた人形をムゲラに直してもらったことを思い出す。

すると、チームEYESは宇宙でワームホールの出現を感知。EYESが現場に向かうと、そこから巨大なUFOが現れる。ムサシは攻撃しようとするが、逆に攻撃を受けて被弾し地球に墜落してしまう。そして、そのUFOも地球に向かっていった。

一方、遊園地の支配人の息子で、園内にある自宅に住むこうだい少年は、遊園地がなくなることでムゲラの居場所がなくなることを心配していた。こうだい少年も、以前壊れたおもちゃをムゲラに直してもらったことがあったのだ。

閉園によって引っ越しをするため、こうだい少年たちは園内の自宅で最後の夕食を食べていると、突如ファンタジーランドの上空にUFOが出現。地球防衛軍もやってくる。
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