あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月10日」(1997年)。
70年以上前から消息不明になっていた船舶や飛行機が現れる事件が発生。さらに、大正生まれの少女も現代に。その原因は時空界を伴う怪獣・ゴルドラスによるものだと判明。また、ゴルドラスを倒すと過去からきた少女の時間が一気に進み、死亡してしまう可能性が浮上する。
過去からやってきた少女
その後、謎の船舶がエリア桜が丘に出現する事件が発生。その船は、70年以上前にバミューダ海域で行方不明になったサザンポリス号だった。調査に向かったGUTSだったが、突如時空が歪み、ひとりの少女が現れる。
その少女、テヅカ・ユリが、少年時代におばあさんからもらったロケットペンダントの写真の少女に似ていることに気づくヤズミ。さらにユリは大正4年生まれだと言う。
ホリイ隊員は、事件が解決すると、止まっていたユリの時間が一気に流れ出し、おばあさんやガイコツになってしまう恐れがあると考えた。ヤズミはユリを家に送ろうとするが、あるはずの場所に家はなく、広い道路が通っているだけだった。