3月16日 東京大混乱! 信号を狂わす超獣VS.ウルトラマンA

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月16日(1973年)

テレビマガジン編集部

3つの光線で人を襲うシグナリオン!

街は通勤通学のラッシュアワーのため、大混乱に陥っていた。ただの信号機の故障ではないと感じる北斗。すると、街中に謎の声が響いた。

「レボール、レボール……東京都民に告ぐ、東京都民に告ぐ。直ちに東京から立ち去れ。直ちに東京から立ち去れ。レボール、レボール……」

レボール星人は、守護神シグナリオンだといって白い繭のような物体を空中に出現させる。TACは出撃して、戦闘を開始。しかしシグナリオンに攻撃を加えた報いとして、レボール星人は操っている信号機から、恐ろしい3色の光線を発射する。

ある地区の赤い光線は高熱を発し、別の地区で発射された青い光線は人間の血液を蒸発させることで体温を異常に低くして人々を苦しめ、また別の地区で黄色い光線を浴びた人々は狂わされていた。

TACは、レボール星人が廃道になった下水道に隠れていることを突き止め、北斗と山中が潜入。そこで3人の作業員に扮したレボール星人と遭遇し、信号機を操っていたとみられる機械を破壊。レボール星人も倒すことができた。

これで事件解決に思えたが、信号機がまた狂いはじめて上空に繭のような謎の物体が再び出現、怪獣の姿をしたシグナリオンへと変貌する。北斗はウルトラマンAになって戦いを開始。Aはシグナリオンの3つの目から発する光線の同時発射に苦戦しつつも、メタリウム光線を繰り出し、シグナリオンを撃破するのだった。

信号超獣 シグナリオン

信号機を操り、機能を狂わせて数々の事故を引き起こした  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
信号超獣 シグナリオン

身長/43メートル
体重/3万トン

レボール星人の守護神と言われている超獣で、3つの目からそれぞれ違う効果を持つ3色の光線を放つ。赤い目からは高熱光線、青い目からは血液を蒸発させる光線、黄色い目からは人を狂わせてしまう光線を放つ。3つの光線の同時発射は、さらに強力だ。

登場エピソード:『ウルトラマンA』第50話「東京大混乱!狂った信号」(1973年3月16日放送)
脚本:石堂淑朗/特殊技術:神沢信一/監督:深沢清澄

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3月16日はシグナリオンが信号を故障させた日

3月16日はレボール星人が東京から人間を追い出すため、シグナリオンの力で都市機能を麻痺させたエピソードの日。信号を操る能力もさることながら、3つの光線もなかなかエグイ能力です。また、TAC隊員の社会的信用の高さが分かるエピソードでもありました。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。