3月16日 東京大混乱! 信号を狂わす超獣VS.ウルトラマンA

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月16日(1973年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月16日」(1973年)。
シグナリオンと戦うウルトラマンA  ©円谷プロ
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1972年4月7日より放送が開始された『ウルトラマンA(エース)』は、怪獣を超える怪獣である「超獣」を送りこむ異次元人ヤプールと戦うため、超獣攻撃隊TAC(タック)の隊員となった北斗星司と南 夕子がウルトラタッチでウルトラマンAに変身。バーチカルギロチンをはじめとした多彩な切断技などを駆使して超獣を次々と撃破していく。

信号無視をしてきたトラックと接触事故になった北斗と山中隊員。しかし、相手の運転手は信号無視をしたのは北斗たちだと言う。それは、守護神シグナリオンの力で信号を狂わせるレボール星人の陰謀だった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

事故にあう北斗と山中隊員

1973年3月16日は、『ウルトラマンA』第50話「東京大混乱!狂った信号」が放送された日。早朝にパトロールをしていた北斗と山中隊員。信号が青になったため発車すると、青果店のトラックが走ってきて衝突してしまう。事故の相手、青果店のユキは信号無視をしたのは北斗たちのほうだと言ってくる。

山中とユキは言い合いになり、警察が到着。TACを信用する警察は、ユキが悪いと決めつけてしまう。その中で北斗だけは冷静で、信号機の故障を疑っていた。しかし、現場検証中の信号は正常に動いているのだ。どうしてもユキが嘘をついていると思えなかった北斗は、ユキの後を追い、ユキの安全運転ぶりと、幼い弟たちと青果店を営んで生活していることを知る。

ユキはこの事故が原因で免許停止になれば仕事ができない。山中は自分の言ったことを後悔していた。

すると、TAC本部から都内の信号が故障する異常事態が発生していると連絡が入る。
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