5月25日 ウルトラマンコスモスが共生する敵・ギリバネスに苦戦!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月25日(2002年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月25日」(2002年)。
ウルトラマンコスモスに足をつかまれ、振りほどいて飛び上がろうとするギリバネス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

地球にふたつの生命体が出現。それは、共生関係にあるギリとバネスだった。2体は合体してギリバネスとなり、コスモスと交戦するも姿を消す。その後、フブキ隊員は行方不明になっている同僚のミサキ・アイと再会するが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

吸血生物バネスがアイの姿を利用してフブキに迫る

2002年5月25日は『ウルトラマンコスモス』第47話「空の魔女」が放送された日です。3年前、訓練生時代のフブキ隊員は最終試験が行われたフライトで、同僚のミサキ・アイを見失っていた。機体は発見されず、現在もアイは行方不明だ。

ある日、宇宙からふたつの生命体が飛来。現場に向かったムサシはウルトラマンコスモスに変身し、そこで暴れていた宇宙人と交戦する。後ろから宇宙人の巨大な羽を摑んだコスモスだったが、その羽が分離して宇宙人は離脱。

さらに、羽が単独で飛行して光線を放ち、コスモスを攻撃してきた。コスモスが攻撃をかわしていると、宇宙人と羽は姿を消す。一方、フブキは行方不明になっていたアイと再会していた。アイは「約束の場所で待ってる」と言い、姿を消すのだった。

調査の結果、宇宙人と羽はそれぞれ別の生命体で、ドイガキ隊員によって宇宙人が「ギリ」、羽が「バネス」、合体した状態は「ギリバネス」と名づけられた。2体は共生関係で、バネスはギリの血を吸うことで生きており、ギリはバネスによって飛行能力を得ているらしい。その後、フブキが帰還するが、フブキの首には赤い痕があった。

さらに、警備員が何者かに襲われ運び込まれたという連絡が入る。その警備員の男性は命に別状はないものの、血を大量に吸われていた。そして、首元にはフブキと同じ痕があったのだ。

基地に戻ったムサシは、フブキが基地のシステムデータを持ち出そうとしているところに遭遇。フブキは偽物のアイに惑わされていたが、ミズキ・シノブ副隊長に説得され、目を覚ます。
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