あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月24日」(1997年)。
怪獣出現による人々の反応を調査するために、TPCの情報部が怪獣出現のデマを流す。さらに、リアリティーを出すため、GUTS隊員たちにも調査が命じられた。事実を知るイルマ隊長は心苦しく思うが、怪獣は本当に出現していた。
TPC情報部が怪獣出現のデマを流す
人々の間で広まっている怪獣の噂は、タツムラ参謀が流したデマだというのだ。タツムラ参謀は、怪獣出現の際に統制の取れない市民たちを邪魔に感じ、その行動データを取るために、デマを流しているらしい。イルマ隊長は人々の恐怖を煽る作戦に反対するが、逆に噂の真実味を高めるためにGUTSを調査出動させるよう、命令されてしまう。
イルマ隊長の命令でGUTSは、怪獣が出現したという報告のあった地点を調査するが、とくに異常は見られない。隊員たちを騙し、存在しない怪獣の調査を行わせることに罪悪感を覚えるイルマ隊長。しかし、調査の帰り道、ダイゴは怪獣の姿を目にする。