1月13日 ママが宇宙人になっちゃった! ウルトラマンメビウス

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月13日(2007年)

テレビマガジン編集部

サーペント星人は悪の宇宙人だった!

翌日、いつもどおり食堂で料理をしていたサユリだったが、料理の味が薄いとクレームが入る。そして、何かがおかしいと更衣室で休んでいたところ、再びサーペント星人が語りかけてきた。サーペント星人は自分の計画に邪魔なGUYSを壊滅させることを宣言。抵抗するサユリの意識を排除して身体を乗っ取ると、フェニックスネストの動力室に侵入して攻撃をはじめた。そして空から飛来した謎の機械を取り出して発動させると、そこから続々とサーペント星人が出現。その機械は、サーペント星人が同胞を目的地に転送する空間転移装置だったのだ。

ミライたちCREW GUYSのメンバーは動力室に到着。空間転移装置を破壊した。サユリの姿をしたサーペント星人は自らの正体を明かし、仲間たちと同じサーペント星人の姿に変身。サユリの体を人質に取られて反撃できないミライたちをよそに、フェニックスネストのメインシステムを攻撃しはじめる。

しかし、突如サユリを乗っ取ったサーペント星人が苦しみだした。サユリの意識がサーペント星人に抵抗しているのだ。「母ちゃんは絶対に負けない!」と気合をいれ、サユリは完全にサーペント星人の意識を消し去る。さらに、サーペント星人の身体能力を利用し、敵を蹴散らしはじめた。ミライたちも戦いを再開。不利を悟ったサーペント星人は、合体して巨大化した。

ミライはウルトラマンメビウスに変身し、メビュームブレードで斬りかかるが、破壊されてもすぐに再生してしまい攻撃が通用しない。そこで、サユリはサーペント星人の弱点は塩だと助言する。サーペント星人は体組織が純度の高い水分でできた、ナメクジのような存在だったのだ。

ガンウィンガーとガンローダーは、塩化ナトリウム(塩)が主成分である金属火災用の消火弾を発射。メビウスは再生ができなくなったサーペント星人を、メビュームブレードで切り倒すのだった。

憑依宇宙人 サーペント星人

周囲の大気から水分を吸収し、ダメージを受けても体をすぐに再生する  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
憑依宇宙人 サーペント星人

身長/1.58~48メートル
体重/48キロ~2万4000トン

地球を侵略するため、GUYS基地のメインシステムを攻撃した人間大サイズの多数のサーペント星人が合体、巨大化した姿。純度の高い水分でできたボディで、ダメージを与えてもすぐさま再生してしまう。

登場エピソード:『ウルトラマンメビウス』第39話「無敵のママ」(2007年1月13日放送)
脚本:朱川湊人/監督・特技監督:小中和哉

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

1月13日は悪の宇宙人が人間と一体化した日

1月13日は、「GUYSの母ちゃん」こと日ノ出サユリがサーペント星人と一体化したエピソードの日。サーペント星人の意識を完全に消し去ったサユリ。宇宙人の能力は徐々に消えると思われますが、しばらくの間、サユリはその力を仕事や人助けに活用するのでした。お母さんは強い!

「乗っ取り返し」だ! メビウスらしい、明るいエピソードでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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