あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月9日」(2002年)。
開発中の対怪獣用強力麻酔弾「ドリームスリープ」。怪獣での実験を迫られたムサシは、実験に使う怪獣を決められないでいた。そんなときに、ゴルメデβが出現。さらに、捕獲に苦戦するチームEYESにかわって怪獣を倒そうと、防衛軍が攻撃を開始してしまう。
怪獣への新型麻酔弾の実験を迫られるムサシ
しかし、ヒウラキャップがこの実験を行おうとした背景には、怪獣に対する防衛軍の介入があり、怪獣を守るためにも、チームEYESが怪獣を捕獲する成功率を上げるために必要なことだったのだ。
ムサシはヒウラキャップの指示を受け、ドリームスリープを搭載したテックサンダー3号で、怪獣保護区域である鏑矢諸島に向かった。そこで、ムサシはこれまでに保護してきた怪獣たちと再会するが、どの怪獣も実験の対象にできず悩んでしまう。
すると、ゴルメデβが出現し、市街地に向かって歩きはじめた。カオスヘッダー反応はないが、高いエネルギー反応を示すゴルメデβ。テックサンダー2号は捕獲用のレーザーネットを射出するが、レーザーネットのエネルギーはゴルメデβに吸収されてしまう。捕獲に苦戦するチームEYESのもとに、テックサンダー3号に乗ったムサシが合流。ドリームスリープを使わずに怪獣を捕獲できることを証明しようと、ゴルメデβに接近した。