あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月12日」(2002年)。
以前出現した怪獣エリガルを保護できなかったムサシは、力を欲していた。そこに、再びエリガルが出現。ムサシは今度こそエリガルを助けるため、無茶な行動をとるが……。
エリガルを助けられなかったムサシ
ムサシは、エリガルを無闇に攻撃してしまったのは自分たちが弱いからだと考え、力を欲する。そして、それまで38連敗していたチームEYESの仲間、フブキ・ケイスケとの空手の組手で勝利するのだった。
一方、フブキはあざをつけられ、ムサシの変化に驚いていた。ヒウラキャップも、力をつけたことによる「強引な攻め」を危惧し、これまでのムサシにはあった「戦いながらも相手を気遣う優しさ」が感じられなくなったことを気にする。
そこに、以前とは別個体のエリガルが出現。テックサンダー1~3号で発進したチームEYESは、エリガルの肩にある毒ガスの噴出孔を、粘着弾で塞ぐ作戦を立てる。テックサンダー3号に乗るムサシとドイガキ隊員はエリガルに接近。ドイガキは照準を合わせようとするが、エリガルは毒ガスを噴出。ドイガキは上昇するようムサシに言うが、ムサシはこのまま粘着弾を撃つよう訴える。