4月11日 ウルトラマンダイナがニセダイナとデスマッチ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月11日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月11日」(1998年)。
ニセウルトラマンダイナ ミラクルタイプ(右)と戦うウルトラマンダイナ フラッシュタイプ(左)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

宇宙から謎の柱とともに、モンスアーガーⅡが出現。さらに、ニセのウルトラマンダイナが現れた。ダイナVSダイナのデスマッチがはじまる!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ニセのウルトラマンダイナが出現!

1998年4月11日は『ウルトラマンダイナ』第31話「死闘! ダイナVSダイナ」が放送された日です。職務中に公園で昼寝をしていたところ、少女に写真を撮られてしまったアスカ。その少女・工藤ナツミはカメラマンを目指しているらしく、地球平和連合TPC内部の写真を撮らせてくれないかと言ってきた。

すると、上空から4本の巨大な剣のような柱が出現。地面に刺さる。さらに、かつてダイナが倒したモンスアーガーと同種のモンスアーガーⅡが現れた。モンスアーガーの弱点は頭部の皿だが、何者かによって改造され、その弱点は克服されている。

アスカはナツミを逃がし、ウルトラマンダイナに変身しようとするが、自分を見る怪しい黒服の男を発見。その男は、なんとウルトラマンダイナそっくりの姿に変身し、モンスアーガーⅡと戦いはじめた。自らの力を誇示するようにモンスアーガーⅡを攻撃するニセウルトラマンダイナ。さらに、電波ジャックにより戦いの映像を人々の映像機器に割り込ませ、自らの戦いを見せつける。

ニセダイナはモンスアーガーⅡをたやすく撃破。人々は喜ぶが、ナツミは違和感を感じていた。そして、アスカは変身を解除した黒服の男と再び遭遇。すると、男はアスカに襲いかかってきた。その男は宇宙の格闘家・グレゴール人だった。

地球にウルトラマンダイナという最強の戦士がいるという情報を聞き、ダイナに勝負を挑んできたのだ。グレゴール人はアスカに、自身が打ち込んだ柱に太陽がかかる時を決闘の時刻だと宣言する。
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