2月26日 ウルトラマンギンガ 取り残されたマグマ星人がゼットンを出現させる

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月26日(2014年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月26日」(2014年)。
千草がウルトライブ(変身)したウルトラマン(SD)(右)と、健太がウルトライブしたウルトラマンティガ(SD)(左)  ©円谷プロ
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2013年7月10日から放送が開始された『ウルトラマンギンガ』。本作は、2013年7月3日から放送された、ウルトラヒーローたちが過去の名作やヒーロー・怪獣を紹介する番組『新ウルトラマン列伝』内での新作放送という形がとられた。後に「ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ」と呼ばれる新世代ウルトラマンシリーズの第1作である。

今回紹介するのは、『ギンガ』放送終了後に『新ウルトラマン列伝』内で放送された番外編。礼堂ヒカルたちが去った降星町に、マグマ星人(SD)が出現。ウルトラマンギンガ不在の降星町を守るため、渡会健太と久野千草が立ち上がる新作エピソードである。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

健太たちがマグマ星人を発見

2014年2月26日は『ウルトラマンギンガ』番外編「残された仲間」が放送された日です。ダークルギエルは倒され、スパークドールズたちはヒカルと分離したウルトラマンギンガとともに地球を去っていった。しかし、地球にはマグマ星人(SD)が残っていた。彼は、バルキー星人(SD)によりスパークドールズの姿から実体化するも、ダークルギエルの配下としての活動ではなく、お使いといった雑用を命じられてしまう。バルキー星人(SD)が倒されると、「次は自分の番だ」と意気込むが、その後も別のエージェントに活躍の場を奪われてしまっていた。さらに、そうしているうちにダークルギエルは倒され、仲間のスパークドールズたちは地球を去ってしまう。マグマ星人(SD)はただひとり、地球に取り残されてしまったのだ。

ダークルギエルと戦うヒカルを支えた、カメラマン志望の健太とアイドル志望の千草。ふたりは、千草のオーディション用の写真撮影をしていた。戦いを終えたヒカルは世界中を冒険するために今はロンドンにおり、石動美鈴はコンクールに出すための和菓子作りに集中するためあまり顔を見せない。一条寺友也もスパークドールズや怪獣の研究を行っていた。仲間たちが忙しくなり、少し寂しく思う千草だったが、健太は逆に刺激をもらえると前向きだ。すると、街をふらふら歩くマグマ星人(SD)を発見。ふたりはあとをつける。

何もすることがないマグマ星人(SD)は、当てもなく町を歩き回っていた。降星小学校での戦いのせいか、健太たちには宇宙人に対する免疫のようなものができていたらしく、マグマ星人(SD)の姿を見ることができたが、町の人々には彼が普通の人間に見えているようだった。情報誌でアルバイトを探すマグマ星人(SD)。健太が声をかけると、マグマ星人(SD)は健太たちがギンガの仲間であることに気づき、八つ当たりをして追い回しはじめる。
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