あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月26日」(2014年)。
今回紹介するのは、『ギンガ』放送終了後に『新ウルトラマン列伝』内で放送された番外編。礼堂ヒカルたちが去った降星町に、マグマ星人(SD)が出現。ウルトラマンギンガ不在の降星町を守るため、渡会健太と久野千草が立ち上がる新作エピソードである。
健太たちがマグマ星人を発見
ダークルギエルと戦うヒカルを支えた、カメラマン志望の健太とアイドル志望の千草。ふたりは、千草のオーディション用の写真撮影をしていた。戦いを終えたヒカルは世界中を冒険するために今はロンドンにおり、石動美鈴はコンクールに出すための和菓子作りに集中するためあまり顔を見せない。一条寺友也もスパークドールズや怪獣の研究を行っていた。仲間たちが忙しくなり、少し寂しく思う千草だったが、健太は逆に刺激をもらえると前向きだ。すると、街をふらふら歩くマグマ星人(SD)を発見。ふたりはあとをつける。
何もすることがないマグマ星人(SD)は、当てもなく町を歩き回っていた。降星小学校での戦いのせいか、健太たちには宇宙人に対する免疫のようなものができていたらしく、マグマ星人(SD)の姿を見ることができたが、町の人々には彼が普通の人間に見えているようだった。情報誌でアルバイトを探すマグマ星人(SD)。健太が声をかけると、マグマ星人(SD)は健太たちがギンガの仲間であることに気づき、八つ当たりをして追い回しはじめる。