2月19日 姿を消すゴルゴレムにウルトラマンネクサスが力尽きる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月19日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月19日」(2005年)。
別の空間へ逃げてしまい、攻撃がすり抜けてしまう怪獣が出現する。ウルトラマンネクサスは、この敵とどう戦うのか。
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ウルトラマンネクサスと戦うゴルゴレム。長く伸びているのは口吻である  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、スペースビーストを撃退するナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

別位相へ移動して姿を消す能力を持つゴルゴレム。ナイトレイダーは、ゴルゴレムの位相間移動の制御器官を破壊し、姿を現したところを仕留めるクロスフェーズ・トラップを仕掛けるが、民間人がいたため攻撃できなかった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

新型メカ・クロムチェスターδ(デルタ)が投入される!

2005年2月19日は、『ウルトラマンネクサス』第20話「追撃 ‐クロムチェスターδ‐」が放送された日です。

前回エピソード、第19話「要撃戦 ‐クロスフェーズ・トラップ‐」では、別位相へと姿を消すゴルゴレムに対して、ナイトレイダーは空間をまたいだ特殊な罠・クロスフェーズ・トラップを仕掛けた。ゴルゴレムを位相の外におびきよせ、位相移動の制御器官の破壊は成功。しかし、重戦車メガキャノンチェスターの射線上に民間人がいたため、メガキャノンバニッシャーを撃つことができなかった。

そして続く第20話では、ナイトレイダーは作戦を変更し、クロムチェスターα、β、γをメガキャノンチェスターから高機動戦闘機のストライクチェスターに再合体しての攻撃に切り替える。しかし、ストライクチェスターの火力では、ゴルゴレムにダメージを与えることができない。

そこに、姫矢が変身したウルトラマンネクサスが登場。ゴルゴレムに立ち向かうがエネルギーが尽き、変身が解除されてしまう。ナイトレイダーはゴルゴレムを攻撃するが、制御器官が再生し、ゴルゴレムは姿を消した。

そして、孤門は戦闘にいあわせた人以外にも、多数の人間がミッションエリアに取り残されていることに気づく。彼らは、ゴルゴレムを罠に誘導するための囮だったのだ。

地球解放機構TLT(ティルト)日本支部の基地フォートレスフリーダムに帰還した孤門たち。そこで、位相特定と位相間移動が可能な新型機・クロムチェスターδの完成が報告された。これを使用してゴルゴレムを追跡、位相間移動の制御器官を再び破壊する新たな作戦が立てられる。クロムチェスターδには孤門が搭乗することになり、ミッションが開始された。
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