世界を統べたすごすぎる王たち キングオージャーの王様も個性派すぎる!

キングオージャーの5人を歴史上の人物にたとえると?

テレビマガジン編集部

世界の歴史には数多くの「王様」が登場します。アレキサンダー大王、秦の始皇帝、ナポレオン……。「大王」「皇帝」「帝王」など呼び方はさまざまですが、強力なカリスマとして強い軍隊を率いて広大な土地を支配した「キング」です。

3月5日から放送されている「王様戦隊キングオージャー」も王様だけを集めた、スーパー戦隊。キングオージャーの5人、クワガタオージャー、トンボオージャー、カマキリオージャー、パピヨンオージャー、ハチオージャーを歴史上の人物にたとえると、誰にあてはまるか、見ていきましょう!
©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社

世界を支配したいクワガタオージャーが目指すべき王様とは?

クワガタオージャー(ギラ)は、守護神が宿る最強国シュゴッダムの“自称”王様。

城下町の児童養護園で育った男で、心優しく、みんなのことを考える性格ですが、子どもたちとのヒーローごっこでいつも悪役を演じていたため、「俺様が世界を支配する!」と誤解を招きがちな口調で話します。

歴史上で世界を支配した王といえるのは、アレキサンダー大王(紀元前356~323年)です。古代マケドニア(現在のギリシャ北部)の王子として生まれ、弱冠20歳で即位したのち、わずか10年ほどでギリシャからインド北西までの領土を獲得しました。

当時のギリシャ人が「世界の主要部」と考えていたギリシャ、メソポタミア、エジプト、ペルシア、インドのほとんどを征服したのです。ほぼ世界征服です。空前の大帝国でした。

アレキサンダー大王が優れていたのは、武器の改良、部隊の柔軟な編成、戦力の展開などで、戦術・戦略の天才といわれ、「歴史上最も成功した軍事指揮官」と呼ばれています。熱病にかかって32歳で若くして亡くなってしまいますが、間違いなくアレキサンダー大王は世界に君臨した若き王でした。

ギラも世界に君臨する立派な王様になれるのでしょうか? 乞うご期待です!
口は悪いが、心はアツく優しいクワガタオージャー  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社

ヤンキー精神豊富なトンボオージャーにたとえられるのは、あの皇帝

トンボオージャー(ヤンマ・ガスト)は、テクノロジーの国ンコソパの国王。

スラム街に生まれ、腕っ節だけではなく根性で成り上がり、「総長」と呼ばれることも多く、“テッペンをとる”ヤンキー精神で突っ走ってきました。

スラム街ではありませんが、田舎貴族の息子として生まれ、“テッペン”のフランス皇帝にまで駆け上がったのがナポレオン・ボナパルト(1769~1821年)です。
軍人としてフランス革命に参加し、王党派の鎮圧に活躍。クーデターによって統領政府を樹立したのち、ナポレオン法典の編纂に努めました。その後皇帝に即位し、産業保護などフランスの近代化を進め、そして周辺の列国との戦いで連戦連勝、イギリスを除く全ヨーロッパをほぼ制圧しました。

ナポレオンは天才的な軍人であり、ヨーロッパの歴史において最も影響力の強い指導者であったとされています。

トンボオージャーもそうした天才的な戦いの才能を発揮することになるのでしょうか? 要注目です!
ヤンキー精神でのしあがる、「総長」トンボオージャー  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
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