ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 ジェラミーの母をめぐって王様戦隊が空中分解?
スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第31話】
2023.10.01
ジェラミーの母・ネフィラをめぐり王様戦隊が分裂!
ゴッカンの前王、カーラスの封印を解かれたグローディは、王様戦隊に襲いかかりましたが、そこへ現れたのはジェラミーの母であるバグナラク、ネフィラだったのです。
ネフィラに抱かれ郷愁にひたるジェラミーでしたが、突如現れた宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンによってネフィラの姿は消されてしまいました。
ダグデドはジェラミーに向かって、明日、お前の母を使ってシュゴッダムを片づけると言い放ったのです。
ジェラミーの母が襲撃者となろうとも王様戦隊はこれを撃退するに違いない、そこに憎しみが生じるだろうと、ダグデドは姑息な策を講じたのです。
イシャバーナ・フラピュタル城へ帰還した6人は、ジェラミーから母・ネフィラについての記憶を聞かされます。
かつてバグナラク同士で王を決める戦いが起きたとき、一撃将軍ダイゴーグの息の根を止めたのがネフィラだったのですが、その結果、バグナラクは団結し逆にネフィラを攻撃しはじめ、その際、自分を逃がしてくれたのが最期だったとジェラミーは言います。
自分の母を倒す手助けはできないというジェラミーの言い分も当然ですが、ダイゴーグ以上のパワーをもつネフィラ相手ではゴッドキングオージャー以外に勝ち目はありません。ゴッドキングオージャーを可動させるにはジェラミーの力が不可欠なのです。
良策が浮かばない王様戦隊の協調が次第に乱れはじめます。
ヤンマ・ガストはジェラミーと決闘裁判を行い、勝利して言うことを聞かせようと考え、ヒメノ・ランはグローディを捕まえ父母の敵を討つと宣言、私情を優先するヒメノをリタは拘束しようとしますし、カグラギは宇蟲王に取り入ろうとする始末。
これではダグデドの思うツボ、今や王様戦隊は空中分解寸前でした。
ダグデド相手に一芝居うった王様戦隊!
しかし、王様戦隊の出動は絶望的です。
するとシュゴッダムの広場に巨大なネフィラが出現、ジェラミーを探して街を蹂躙しています。
このままではダグデドの筋書きどおりと絶望するギラの目の前にダグデドが現れ、ギラを嘲り笑ったのです。
そのとき、高笑いするダグデドの身体が糸で拘束されたではありませんか。
すると背後から現れたのはヤンマ、ヒメノ、カグラギ、リタ、ジェラミーの5人。それぞれ1文字ずつ書かれたプラカードを掲げています。それを読みつなぐと、書かれた言葉は「ドッキリ大成功」!
ギラもダグデドもピンときてない様子ですが、ジェラミーの行間を読んだ4人は、ネフィラがグローディによって蘇生させられたゾンビもどきであり、ジェラミーにもはや未練がないことを悟り、ジェラミーの一芝居に加わっていたのでした。
この様子はチキューの民に中継されており、ダグデドこそが真の黒幕であることを知らしめたのです。
王様戦隊をバラバラにしようとするダグデドの奸計に反駁した王様戦隊の見事な逆襲!
一致団結した王様戦隊にもはや敵なし!
意気消沈したダグデドは姿を消し、皆の意図を察知できなかったギラも気を取り直し、ジェラミーもまた母への想いを払拭、王鎧武装して巨大ネフィラに立ち向かいます!