コロナ禍 こどもの歯にトラブル! 虫歯菌〜矯正まで 歯のお悩みQ&A

歯の素朴な疑問に小児歯科の先生が答えます

山口 真央

Q&A【矯正編】

Q.子どもの歯の矯正を考えていますが、何歳からできるのものなのでしょうか。

A.どこを矯正するかによって、受診できる年齢が変わってきます。

たとえば歯が斜めを向いてしまっているなど、歯並びが気なるようでしたら、永久歯になってからのワイヤー矯正をするのがよいでしょう。

受け口や、上顎の出っ張りが気になるようでしたら、4〜5歳頃からマウスピースで矯正することが可能です。骨格を矯正してしまえば、乳歯から永久歯に生え変わっても、綺麗な歯並びを維持することができます。

むしろ小さい年齢のほうが骨格は矯正しやすいこともありますので、まずはお近くの矯正歯科に相談してみてください。

Q.コロナ禍が続くなか、子どもの歯に与える影響は何かあるのでしょうか。

A.マスクをしている状態が長く続くと、苦しいと感じられて、口が常に開いてしまう傾向にあるようです。

唇には歯をおさえる役割もあるので、常時口が開いていると、自然と歯が前に出てきてしまい、歯並びに大きく影響してきます。

これは、お子さんだけでなく、大人にも言えることです! マスクをした状態でも、意識して口を閉じるようにしてみてください。

また、口のなかを診察するために、歯科の受診を控えているという方もよくいらっしゃいます。それまでは定期的にいらっしゃっていたお子さんが、コロナ禍で久しぶりに受診されて、虫歯が悪化していたこともありました。

万全のコロナウイルス対策をして診察していますので、3ヵ月に1度は、定期検診を受けることをおすすめします。
杉原先生「それぞれのお子さんにあったペースで、ベストな歯みがきトレーニングを進めていけるといいですね」写真:金 栄珠
杉原志保子 profile 
仙台出身。東京歯科大学歯学部卒業。自身の母親が開院する「やまだけいこ歯科クリニック」(仙台市)にて副院長を務めたのち、2019年10月に「かちどきこども・矯正歯科」を開院する。日本小児歯科学会会員。3歳女児の母。
歯医者さんってどんな"おしごと"? 
子どもにわかりやすく、歯医者さんの仕事を紹介したインタビューはこちらで読めます!
『たのしい幼稚園12月号』
定価:1280円(税込み) 講談社
50~51ページ「あこがれの おしごとレポート はいしゃさん」
写真/金 栄珠(本社写真部)
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やまぐち まお

山口 真央

編集者・ライター

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。