ーーののちゃんが歌がうまいと気づかれたのは、何歳何ヵ月の頃だったんですか?
音楽に反応しはじめたのは、生まれてから半年ぐらいでした。歌うと泣きやんだり、歌にあわせて体を揺らしたり。もともと保育士の仕事をしていて、子どもと接する機会が多かったので、比較的、音楽が好きな子なんだなとは感じていました。
私の歌に喃語で声を重ねてくるようになったのは、1歳を過ぎて言葉がではじめた頃。1歳7ヵ月には言葉があやふやでも、テンポに合わせて歌えるようになっていました。「あるこう」を「あっこっこ~」と歌ったり、「白やぎさんからおてがみ」と歌うと、「ついた」と返してくれるようになりました。
ーーかなり早い段階から、音楽への反応がよかったのですね! それで「童謡こどもの歌コンクール」に応募しようと思ったのですか?
コンクールのことは知らなかったのですが、昨年は新型コロナウィルスの影響でお出かけできないこともあり、家でダンスや童謡のYouTubeをよくみていました。そうしたら関連動画に、コンクールの募集があって。
調べてみると、年齢の上限は小学6年生までと書いてあったのですが、いくつから応募できるかは書いていませんでした。そのとき乃々佳は1歳11ヵ月でしたが、毎日のように歌を歌っていたので、動画を撮って応募してみました。